こんにちは、HIKERのYukaです。
KitchHikeは2回目で、今回はHarukoさんのところへ中東のお料理を習いに行ってきました。
この日は、もう一人のHIKER絵美さんともご一緒させていただきました。
(※ 現在こちらのPop-Upは終了しました)
ウェルカムドリンクは「バラ水」でうっとり♪
COOKのHarukoさんのお家はとても素敵なんです。玄関に入ったとたん、「わぁ〜!」と思わず声をあげてしまうほどお洒落な内装。まるで外国に来たかのような気分になってしまうほどです。
まずは、デーツ (ナツメヤシの実を乾燥させたもの) とウェルカムドリンクにバラ水を頂きながら今日の説明を受けます。

バラ水はミネラルウォーターに少しだけ加えて頂くのですが、ふわっと香るバラの良い香りにうっとりしてしまいました。

私は中東の文化が好きで何度か旅行をしており、今回一緒になった恵美さんはロシアとゆかりのある方。ロシアには中東の文化が多く入ってきているそうで、共通の話題が尽きません。最初は少し緊張していたのですが、お陰で話は弾み、すぐに打ち解けることができました。こんな風に、出会いを楽しめるのもKitchHikeの面白いところだと思います。自分だけでは知り得なかった世界に興味を持つきっかけを頂くことができますね。
そんな風にして、ついついおしゃべりが弾んでしまい、私はお料理に取り掛かるのをすっかり忘れるところでした (笑)。
楽しいおしゃべりを一旦おしまいにして、いよいよHarukoさんによる中東料理の始まりです。
手の込んだおいしいおいしい中東料理!
まずは、煮込む時間が必要な「カブサ」と「ショルバ・アッダス」から取り掛かります。
炊き込みご飯の「カブサ」
「カブサ」は中東でとても人気の鶏骨付き肉の炊き込みご飯。まずは鶏肉を焼いていきます。

スーパーのお肉コーナーではまず見かけない立派な骨付き肉です。と〜っても大きい!もうこの時点でかなりおいしそう。
調味料に漬け込んだお肉を焼いて、煮て、いったん取り出して、オーブンで焼いて、肉をほぐしていく。お肉だけでこれほどの工程があるんですね。そして、お肉から煮出したスープにスパイスを加えてお米を炊いてきます。

こちらは、今回使用したスパイス。乾燥レモンは初めて目にしました。さわやかないい香りです。

お肉のスープとスパイスで炊いたご飯が炊きあがりました!


また、「カブサ」にはヨーグルトソースを添えます。
材料は、ヨーグルト、キュウリ、ニンニク、レモン汁、塩。
私はヨーグルトにお塩を入れすぎてしまったのですが、そこはHaruko先生がうまい具合に調節してくださり、事なきを得たのでした……(スミマセン!)
「ヨーグルト+キュウリ+塩」って、馴染みが無いとちょっと想像しにくい味かもしれませんが、これが良くマッチしておいしいのです。
「カブサ」にナッツとレーズンをトッピングして完成!
とても手の込んだご馳走です。
レンズ豆のスープ「ショルバ・アッダス」
さて、同時進行でレンズ豆を使ったスープ「ショルバ・アッダス」 も作りました。
このスープに使うのはオレンジ色がきれいなレンズ豆です。これは皮を取り除いてあるタイプで、皮つきのものはプチプチした食感を楽しむときに使うそうです。

材料に火が通ったらフードプロセッサーにかけます。ブイーンとするのが楽しい♪
舌触りが滑らかなヒヨコ豆のディップ「フムス」
次は、私も大好きなフムス。ひよこ豆のディップです。
なめらか〜にするために水煮のひよこ豆の皮をむきます。……これは楽しい。

とても簡単にツルッとむけます。ツルッ、ツルッ、……ひと缶分がんばりました!
こちらもフードプロセッサーで仕上げます。

パセリたっぷりサラダ「タブーレ」
そして、最後はタブーレというサラダ。パセリがメインと言ってもいいほどたくさん入れます。



パセリって飾りでしょ?というイメージを持ってしまいがちなのですが、そんな偏見がガラガラと音を立てて崩れました。パセリってこんなにおいしかったのか!って。
華やかさと上品さの溢れる中東料理をいただきます♪
調理はHarukoさんが手際よく指示してださったお陰で、私は段取りなど何も考えず、ただただ楽しくやっていたら出来上がっていました (笑)。

そして、待ちに待った実食タイムです。
優しい味、華やかな香り、なんというか、こう……上品なんです。
Harukoさんのテーブルコーディネートも美しくて、まるで宮廷料理のようです。
いつまでも食べ続けていたい……!

中東は暑いので、体の余分な熱を逃がす食材が使われていることを教わりました。暑くなるこれからの季節にはぴったりです。
最後に、カラックというスパイシーなミルクティーを淹れて頂きました。
スパイスが口いっぱいに広がる感じがチャイに似ています。やわらかい甘さでほっとします。

ワクワクが止まらない知らない国のお話
お料理しながら、食事しながら、Harukoさんがアラブ首長国連邦に滞在されていたころのお話しや、絵美さんからは、ロシアでの暮らしについてたくさん伺うことができました。
知らない土地について聞いていると、まるで自分も訪れたような気分になります。
私は旅行がけっこう好きで、それなりに話のネタも持っているつもりなのですが、外国に住んだことはありません。住んでいた方たちのお話って、観光では触れることのできない内容がたくさんあって、聞いているとワクワク、目がキラキラしてきてしまいます!

Harukoさんの素晴らしいお人柄のお陰で、今日は終始リラックスして楽しめました。
おいしい食事と素敵な時間をありがとうございました。
別のメニューでもまたお伺いしたいです。
information
(※ 現在こちらのPop-Upは終了しました)