こんにちは、HIKERのMakikoです。先日、念願だった初のKitchHikeに参加してきました。ひとりじゃまだちょっと勇気が出ないな〜と思い、友達と3人での参加です!
折角の機会だから外国人COOKさんがいいな、それもちょっと珍しい国の。ということで、「イスラエル料理」のベンジャミン (Benjamin) さんのお宅へお邪魔しました。
天気がよい日曜日、事前のメッセージのやりとりで教えてもらった自宅へ。住所だけだったのでちゃんとたどり着けるか不安だったのですが、駅からとても近く分かりやすかったです。
ちょうどおうちの前で、今回一緒に参加する他のHIKERさんとお会いし、いよいよベンジャミンさんのおうちに乗り込みます。
「こんにちは〜!」と、ベンジャミンさんが迎え入れてくれた玄関は、焼き立てのパンのいい香り。あれ?パン食べるイメージないけど……朝食の残りかな?と思いながら、案内されたのは、こじんまりとした、ロフト付きの1Kのお部屋。ここでベンジャミンさんは日本人の奥様と暮らしているそうです。
事前に見たレビューでは日本人の奥さまが同席されていたということでしたが、あいにく今日は外出中。でも、ベンジャミンさんは日本語が話せるので会話には困りませんでした。
初めて食べる料理がどんどん出来上がっていくのが楽しい♪
本日いただくのは、イスラエルの代表料理、ひよこ豆で作る「フムス」と「ファラフェル」。
それ以外にも、色々ご用意してくださったようです!
濃厚でおいしい「レバーペースト」♪
それでは、まず「レバーペースト」を作るところから見せてもらいました。
といっても、ほとんど準備をしてくださっていたので、あとは、鶏レバーをペーストにするだけ、という状態になっていました。さて、どんなお料理になるんでしょう。初めてのイスラエル料理!まったく想像が付かない!!
早速、ベンジャミンさんがキッチンにあるフードプロセッサーにすでに煮てあった鶏レバーゆで卵 (!)、そしてバターを入れ、ペーストにしていきました。

さて、キッチンはちょっと狭いので、カメラ係の友人を残して (笑)、他のメンバーは部屋でHIKER同士初めましての挨拶を。こういった他のHIKERさんとの出会いもあるので、ひとりできても大丈夫そう。
間もなくベンジャミンさんも準備を終え部屋に登場。みんなで見られるように部屋でのお料理となりました。
イスラエルの代表料理「フムス」♪
キッチンから持ってきたのは、煮たひよこ豆、ニンニクを荒く切ったもの、レモン、ゴマペーストを溶いたもの。これらが「フムス」の材料です。

材料全てをフードプロセッサーに入れて、砂糖を少し加えオリーブオイルを回しいれ、一気にペーストにしていきます。


これで「フムス」の完成。でもこれ、どうやって食べるんだろう?
ひよこ豆のコロッケ「ファラフェル」♪
次は「ファラフェル」。台所から持ってきたのは、水で戻したひよこ豆、大量のパセリ、玉ねぎ、香辛料 (コショウ、カルダモン、クミン)。と、ここでベンジャミンさん、おもむろにベランダへ向かいます。

ベランダのプランターから採ってきたのはパクチー。パクチー買うと高いですもんね。
この日は晴れてて湿度が高く、動き回っているベンジャミンさんは汗だく。料理しながらも、わたしたちに色々質問をしたりわたしたちの質問に答えたり、絶えずおしゃべりをしながら楽しく進みました。ベンジャミンさんの気遣いがなんだか嬉しく感じます。


「香辛料は新大久保で買ってるんだ。他に韓国料理も作れるよ」と、どうやら相当な料理好きの様子。
話している間も料理は進みます。
「ファラフェル」も、使うのはフードプロセッサー。イスラエル料理にはフードプロセッサーは必需品なんですね。「もっと大きいのが欲しんだけどね。」とベンジャミンさん。

ひよこ豆に刻んだ他の材料を加えて、フードプロセッサーで粗めに砕きながら混ぜ合わせていきます。これに小麦粉を混ぜ合わせて、あとは丸めて揚げるだけです。
ベンジャミンさんが揚げる作業と最後の仕上げのためキッチンへ戻りました。

わたしたちはお部屋で料理のできあがりまで待機。
その間、壁に貼ってある、手描きの絵を見たり (ベンジャミンさんと奥さんが描いたもの)、棚にある色々な本を見ながら (デザイン関係のものや「初めてのロシア語」なども)、ベンジャミンさんの年齢を予想しあったりして楽しみました (笑)。
焼きたてのパンと一緒に!香りと彩りが楽しめるイスラエル料理をいただきます♪

テーブルの上には、今日作ったフムス、ファラフェル、レバーペーストの他に、茄子のペーストと緑のペーストも。この緑のペーストは、唐辛子とパクチーなどから作ったものらしく、とても鮮やかで唐辛子のいい香りがします。
ペーストはパンに付けて食べます。パンもホームベーカリーで焼いた焼き立て。中にクルミのようなものが入っています。しかも2斤も!

ベンジャミンさんが食べ方のお手本を見せてくれました。
パンに、フムスと唐辛子ペーストを付けたり、レバーペーストを付けたり。ファラフェルは、そのままでも、ゴマのペーストを付けたり唐辛子ペーストを付けてもOK。色んな楽しみ方ができそうです。

そして、待ちに待った「いただきます」のときが!
ん〜!!と〜ってもおいしい!!
特にファラフェルは、こんがり揚がった見た目とは違って、中は鮮やかな緑と黄色。パクチーなどの香辛料が効いてるところに、さらに唐辛子のペーストを載せるのが最高においしかったです。みんな大絶賛で、ベンジャミンさん曰く「今までで一番おいしく出来た!」とのこと (笑)。全体的にニンニクが効いてるので、後の予定がある人は要注意です!

おなか一杯頂いた後は、ニンニクの匂い消しにコーヒーを。コーヒーにもカルダモンが入っていて、意外だけどクセになりそうな味わいでした。
身近に出来る非日常体験
食事中はお互いの話を。ベンジャミンさんはイスラエルの方ですが、20歳までロシアに住んでいたのだそう。そこからイスラエルに移動して、そこから色々なところへ旅行したことがあるそう。

今回一緒になったみなさんとは、なんと5人中ベンジャミンさんを含め4人がIT関係の仕事だったので、仕事の話でも共通点があったりなど、ベンジャミンさんを中心に会話が途切れることはありませんでした。
そんな時間があまりにも楽しく、のんびりとついつい長居してしまいました。こうして初めてのKItchHikeは無事終了♪

初めて会った人のお宅で、その人のご飯を頂くという、非日常な体験。
イスラエルは今まで馴染みのない国でしたが、ベンジャミンさんの話を聞いて少し身近になったような気がします。
ベンジャミンさんごちそうさまでした!次はベンジャミンさんの故郷でもあるロシア料理食べに行きますね♪
Information
ベンジャミンさんの家庭料理を食べに行ってみよう!