今回は、KitchHikeに初参戦しました。私が選んだのは「日本を旅する薬膳」シリーズの「奄美大島✕鶏飯」の回です。
私は台湾を旅行したことがあり薬膳は身体にとても良いのだなと体感したことがあって、薬膳鶏飯というのがどういうものなのか興味があったので参加しました。
また、以前にTV番組で奄美大島の鶏飯が特集されていたことがあり、とても美味しそうで気になっていたので、このPop-upを選びました。
希望者はちょっと早めに集合して、一緒に準備♪
今回の開催場所は、上野駅の入谷口から徒歩5分ほどの所にありました。緑が溢れ、興味をそそる本が並ぶオシャレなオフィスにキッチンがありました。
11:30開始だったのですが、準備を手伝ってくれる方は1時間前に集合して準備しながら料理を習えるということで、準備から参加しました。
準備から来られている方が思っていた以上に多く、「食」へのアンテナが高い方が多いんだな、と感じました。皆さんエプロンを付けて、準備の開始です!
まずは鶏ガラの下処理から始めました。みんな黙々と処理をしてました。やっているうちに楽しくなるみたいです (笑)。


鶏ガラは店頭に並んでることが少ないため、店員さんに頼んで裏から出してもらうらしく、スーパーのイナゲヤや、麻布十番のナニワヤさんなどには置いてあるそうです。
下処理後の鶏ガラを鍋に入れて、分量の水と、ここで薬膳が登場、クコの実とナツメを入れてました。一緒に出汁を取るといいみたいです。
お米は一晩寝かせた自然栽培の玄米を用意されてました!私も家で玄米を炊いたことがあったので、担当しました。土鍋で炊いたのは初めてでしたが、とてもうまく炊けました!!!

錦糸卵は一枚一枚焼いて重ねてを繰り返して、最後にまとめて切ります。
今回の鶏飯の鶏肉は胸肉ではなくより消化に良いささ身を使いましたが、胸肉でもいいみたいです!
シイタケは水で戻し、戻し汁も一緒に使い醤油などを合わせて付け合わせ用のシイタケを煮ました。

思わず、おかわり☆みんなで作った鶏飯をいただきます。
準備が整ったところで、鶏ガラの下処理から丁寧に作った鶏飯を戴きます。
クコの実や、ショウガ、ネギ、島ミカンの皮などの薬味を各自が思い思いにのせ、アツアツのスープを注ぐと……。


「うまい!」と参加者が口々につぶやいていました (笑)。男性陣は次々とおかわり☆
副菜のゴーヤチャンプルーも下処理にコツがあるそうで苦くなくてとても食べやすかったです。
奄美群島の島々を巡ったMahoさんがお勧めされていた喜界島の「壱乃譲 朝日」という黒糖焼酎もいただいたのですが、とても美味しかったです。
黒糖焼酎は奄美群島の島々でしか生産されない焼酎なんだそうです。さらに徳之島の「あじゃ」という黒糖焼酎も用意されていました。
今回同席したHIKERには、子どもの頃に奄美大島に家族で行ったことがあって当時食べた懐かしい味を求めて参加した方や、旅先のバンコクで知り会ってMahoさんと5年以上ぶりに再会するために参加した方、Mahoさんと数日前にバッタリ新橋で出会って宇都宮から参加した女性の方いたりと、普段の生活では出逢えない面白くてステキな方々と楽しく話せたこともとても良い体験になりました。
海外の料理を作るCOOKのメニューが多い中で、Mahoさんは日本各地の郷土料理を薬膳や、ナチュラルフード、食育といった観点で、農薬や化学肥料不使用の自然栽培の野菜をふんだんに使って身体に優しいメニューを提供されています。日本人の身体には和食がやっぱり合っていると思ったんだそうです。
クコの実やナツメといった生薬を使うだけではなく、身近な食材が持つ効能を利用して体調に合った料理を提供するのが薬膳(和漢膳)料理なんだそうです。

初めてのKitchHike体験は美味しくて、身体に優しくて、楽しい時間でした。
また、友達を誘ってKitchHikeを利用したいなと思います。
MahoさんのPop-Upへ行ってみよう!