鮮度が高すぎる食材!島根の大自然の恵と地元の人々のこだわりが詰まった「おおだブランド」とは?

こんにちは!KitchHike編集部のKodaiです。
今回は発酵料理家のHarukaさんが、島根県大田 (おおだ) 市の食材「おおだブランド」をふんだんに使った1日限定のPop-Upが開催されたので、その様子をレポートをいたします。

新鮮すぎる魚こそが大田市のブランド

皆さん、「一日漁」をご存知ですか?「一日漁」とは、早朝に港を出て、近海で捕れた魚をその日の夕方に水揚げする漁の形態をいうのですが、通常私たちの食卓に出てくる魚介は、数日かけて漁がなされる沖合漁業か、養殖の魚なんです。ですから、その日のうちに獲れた魚を口にすることなんて、滅多にできません。

また、「一日漁」で水揚げされた魚は「晩市」にかけられます。「晩市」とは、夕方から夜にかけて行うセリのこと。数時間前まで海を泳いでいた魚は、翌日には大消費地の朝セリにかけられます。そのため、高鮮度・高品質がキープされた”一日漁の魚”は価値が高く、高値で取り引きされる仕組みなのです。 もちろん、「一日漁」の魚は、干物をはじめとした加工品としても味は絶品!

この全国的に珍しい「一日漁」という伝統漁法が今もなお行われている大田市。そんな大田市のブランド食材を使って発酵料理家のHarukaさんが料理を手がけてくれました。Harukaさんは大田市に行ったことがあり、自身も大田ファンの一人なのだそうです。大田市にふらっと行くことができませんが、これなら大田市に行った気分を味わうことができそうです。

世界遺産の石見銀山もある大田市


大田市役所の方から、大田市は世界遺産にも登録されたあの石見銀山がある (今年で登録10周年!) 海の幸にも山の幸にも恵まれた自然豊かな場所だということを教えていただきました!漁業の仕方も一日漁なので、とても新鮮な魚たちが手に入るんです。そんな大田市の魚介類はどんなに美味しいんだろうと期待が膨らみます。

11品のお料理と地酒を楽しむ

今回のメニューは大田市の食材をふんだんに使った全11品!!そして料理に合う大田市の地酒。メニューも大田市の日本酒に合うようにしっかりと考えられています。

参加者みんなで「かんぱーーーーい!!」大田市役所の方が音頭をとってくれました!

地元でしかほぼ出回らない珍しい「鯖の塩辛」を使った一品も


まずはおつまみの5種盛り。メニューは「ゴマ鯖」「鯖塩辛と芋代官のカナッペ」「かまぼこのピカタ」「白いかのゆずポン和え」「カレー味の骨せんべい」。どれも日本酒に合うような素材の味を生かした優しい味です。特に「鯖塩辛と芋代官のカナッペ」はこんな組み合わせもあるんだとすごく驚きました。さらに大量の魚をさばいていく中でどうしても出てきてしまう骨たちを「カレー味の骨せんべい」にし、食材を余すところなく美味しくいただきます。
次に出てきた「揚げ甘鯛の卵あん仕立て」は、甘鯛のウロコを衣に見立てて素揚げされており、外はサクサクで中はフッワフワ。かかっている卵のあんはとても優しい味で、揚げられた甘鯛によく合います。

あの魚沼産のお米に匹敵するくらいのおいしいお米


ここで主催者の方から、炊きたてアツアツの白米が食べたい方はぜひどうぞと一声。ご飯を求めて男性陣の列ができます。聞くところによると、このお米は国立公園三瓶山の麓で作られ、5つ星お米マイスターからあの魚沼産に匹敵するぐらい美味しいと言われたものなんだそう。口に入れて噛んだ瞬間に、お米の甘い味が口いっぱいに広がります。あまりの美味しさに二杯目、三杯目とおかわりする人が続出。もちろん私も三杯いただきました(笑)。

昨日まで海を飛び跳ねていた「トビウオ」

次に密かに楽しみにしていた「飛魚のカルパッチョ」。昨日まで海の上で飛び跳ねていたと思うとたまりません!そのままお酒のおつまみとして食べるのもよし!これをアツアツのご飯の上にのせて食べるのもまた美味しいんです。

柔らかい生の「干物」?

そんなことを考えている間に次の料理「白いかの干物のフリット」の登場です!とにかく柔らかいのが特徴。一日漁で獲れてすぐに「生干物」にすることでこの柔らかさが生まれるんだとか。今回使っているのは地元の岡富商店さんから取り寄せたものだそうです。
ここで休憩も兼ねて3種類の味(ウメ、シソ、ゆず)のサイダーの登場。どれもすっきりとした喉越しです。個人的にはシソサイダーが好みでした!そうこうしている間に「イサキの味噌バターホイル焼き」が運ばれてきます。アルミホイルを開けるこの瞬間が楽しい。開けると、味噌のいい香りがふわーっと漂ってきます。これならご飯が何杯でもいけちゃいますよね。

食べられるバラ!

ところで、これはお料理ではなかったのですが、大田市で栽培しているバラをいただきました。こちら、なんと有機肥料を使った露地栽培なんだそうです。どこまでも、食材の質にこだわっている「おおだブランド」。なんだかその思いに感激しました。私にとっては、人生初の「食用のバラ」。口の中に、フワ〜と広がる香りは今でも思い出せます。
ここで最後の料理。出てきたのは「鯖塩辛の出汁茶漬け」。鯖塩辛ってすごく珍しいですよね。出汁と鯖塩辛がよく合うんです。

島根県自慢のぶどう「デラウェア」


なんとここでデザートまで!デラウェアという品種でとても甘い!流通の関係から、普段は首都圏ではなかなか出回ることのない島根自慢のぶどうだそうです。参加者で「手が止まらないですね」と話しながら美味しくいただきました。
そしてみんなで片付けをして終了。はじめは緊張気味だった参加者たちも最後には思い思いのお話にふけっていました。

歴史的な街並み、豊かな海の幸のある大田市


食事の合間には市役所の方から大田市に関するいろんな魅力をお話ししていただきました。大田市の地元の居酒屋では、一日漁で獲れた魚の刺身が巨大なまな板に刺身がズドン!と出てきて、さらに冬にはアンコウ鍋もリーズナブルな値段で楽しめるんです。また、世界遺産に登録されている石見銀山の中心地でもあり、歴史的な街並みが広がっています。歩くとキュッキュッと音を奏で、国の天然記念物にも指定されている琴ヶ浜の「鳴り砂」があるという話には参加者の皆さんも興味津々に耳を傾けていました。大田市の魅力が凝縮された素敵な時間を過ごすことができました。そして最後にはお土産として、三瓶山の麓で作られた原木しいたけを贅沢に使った「志学のおだし」をいただいて、最後まで至れり尽くせりの大満足のひと時でした!最後は、参加者全員で「おおだ」の「o (オー)」の字を作って、写真撮影!

地の食材と地の酒はどれもこれも最高でした。昼には歴史のある街並みや世界遺産の石見銀山を堪能し、夜には普段は滅多に食べることができない新鮮な魚とおいしい地の酒を地元の居酒屋で味わう、そんな至福のひとときを経験すべく、ぜひ大田市に遊びに行きたいと思いました!

今回主催の大田市役所の方々、料理を担当してくださったHarukaさん、そして参加者のみなさん本当にありがとうございました!

みなさんも是非、島根県の大田市へ遊びに行ってみてくださいね!

また、今回料理を担当してくれたHarukaさんのPop-Upにもぜひ参加してみてください。

誰のごはんを食べに行く?