旬の梨、最前線!愛情たっぷりな“夏の梨”を堪能するフルコース作り【熊本県・錦町オンライン体験レポート】

南は山岳地帯、北は球磨川や人吉盆地が広がる熊本県錦町 (にしきまち) 。町の6割は山林で、球磨 (くま) 川沿いに広大な田園地帯が広がる自然豊かな町です。お米の産地としても栄え、古くからそのお米を使用した球磨焼酎がつくられてきました。

こんにちは、キッチハイク編集部です。

今回は、「剣豪とフルーツの里」としても知られる錦町から、旬真っ盛りの梨が届く「ふるさと食体験」が開催されました。ご当地グルメとして親しまれている豚足や、地域の酒蔵がつくっている桃のリキュールなども使って、梨を味わい尽くす料理を教わりました!

地元の方のお話を聞きながら、華やかな食卓を楽しんだイベントの様子をご紹介します。

熊本県錦町の旬の味覚やご当地名物が自宅に届く

届いたセットはこちら。

・梨 (豊水 × 2個)
・桑原農園の黒にんにく (1袋Mサイズ3個入り)
・常楽酒造の桃のリキュール「桃楽園」(500ml ×1本)
・豚足の専門店「風月」の豚足 (1パック)

箱を開けると、おいしそうな品々がいっぱい!艶やかな梨はもちろんですが、黒にんにくや豚足などあまり馴染みのない食材に興味がわきます。早く食べてみたいな〜と、イベント当日が待ち遠しくなってきます。

イベント当日は、梨がズラリと並ぶ作業場や人気のカフェから中継!

今回のゲストは、平野果樹園の平野洗一さん、黒にんにくをお届けしてくれた桑原農園の桑原崇さん、地域おこし協力隊の福岡幸博さん、錦町役場の甲斐博旨さんです。

本来、梨農園からの中継予定が、あいにくの雨。ですが、特別に平野さんが納屋で選果をしている風景を見せてくれました。なんと約300個の梨が並んでいるとのことで、甘い香りが漂ってきそう!

また、桑原さんと福岡さんは錦町の球磨禅心生活 (クマゼンスタイル) というお店からの中継。「禅」を通じて人吉・球磨の良さを伝えるカフェで、600年以上の歴史を持つ新宮禅寺を眺められる窓からは、錦町の雄大な自然を感じます。

錦町の食材をふんだんに使った今夜限りのフルコース作りをスタート!

梨の新しい楽しみ方を教えてくださるのが、スパイスやフルーツを使った料理が得意な「RESTAURANT&BAR TRIP」のオーナーシェフ・関野博規さん。

今回のイベントのために考案した、錦町食材を堪能できる特別レシピを教えていただきます。お品書きはこちら。

・梨のグラニテ
・梨のピクルス
・豚足のペルシャード(香草パン粉焼き)  黒にんにくの赤ワインソース

まずは、梨を使った2品を作ります。一番最初に作るのは、フランス料理のコースの途中で口直しとして出されるグラニテ(氷菓)です。梨をカットすると、みずみずしい果肉に参加者からは「このまま食べたい!」という声も。待ちきれずに、つまみ食いしながら参加していた方もいたようです(笑)

そしてここで、常楽酒造の桃のリキュール「桃楽園」が登場です。錦町産の白桃を100%使用していて、とても香りが豊か!グラニテの材料にたっぷり入れてしっかり混ぜたら、ひとまず冷凍庫へ。次に作るのは、梨のピクルスです。シナモンなどスパイスたっぷりのピクルス液に梨を漬け込むと、キッチンに甘い香りが満ちてきて、食欲を刺激されます。

早く食べたい気持ちを抑えつつ、メイン料理の豚足のペルシャード(香草パン粉焼き) 黒にんにくの赤ワインソースを作ります。

黒にんにくは初挑戦の方が多かった様子。1片だけ口に入れてみると、トロっとしていて、まるでプルーンのように淡い酸味が広がります。

ご当地グルメの豚足と合わせて、まるでレストランで出てくるような一皿があっという間にでき上がりました。豚足のペルシャードの香ばしい香りや黒にんにくの芳醇な香りに、思わずお腹がぐぅ〜!

完成した3品を盛りつけて、みんなでいただきます!

まずはピクルスから。梨がとってもジューシー!梨といえばそのまま食べることが多かったのですが、また一つ新しい楽しみ方を知れました。そして、豚足もトロトロで旨味がすごい!参加者からは「黒にんにくのソースは子どもには少し大人な味かな?と思っていましたが、小学生の子どももとっても美味しい!と喜んでいます」という感想も。

また、錦町には豚足の自販機があるということも紹介されると、「なんてユニークな自販機!」と驚きの声も。おいしい料理をいただきながら、錦町の話題に花を咲かせて、オンライン体験イベントは続きます。

梨がおいしい秘密は、愛情!梨と桃を育てる平野果樹園

お料理をいただきながら、平野果樹園の平野さんにご登場いただきます。平野さんの梨が美味しい理由は?という質問に「気持ち!愛情!」とお茶目に笑う平野さん。「この辺りは九州山地の下の方にあたる場所で、豊かな伏流水や盆地による寒暖差が大きいことがおいしい梨を栽培するのに適しています」と、教えてくれました。

また、今回届いた梨は平野さんが大事に育てた「豊水」という品種のものが2つ。1つは料理用に、そしてもう1つはそのまま食べる用にと、形が綺麗な梨を何万個の中から平野さんが選んでくださったそう!こうして気持ちがこもった贈り物だと思うと、何倍もおいしく感じます。

夜開催の回では、果樹園のナイトツアーも行っていただきました。ライトに照らされた幻想的な様子に、みんな画面にくぎづけです。

平野さんの果樹園では、梨は10種類ほどを栽培。夏には桃も出荷しているそう。「いまは梨の新品種の苗を植えたところです。3〜4年後に、この新品種の梨も出荷できるようになりますよ」と平野さん。新しい梨のおいしさを味わえる日が待ち遠しいですね。

手間隙を惜しまず、自然薯や黒にんにくを作る桑原農園

次にご登場いただいたのは、にんにくを生産している桑原農園の桑原さん。黒にんにくの作り方を紹介していただきました。

「5月に収穫した生のにんにくを3週間乾燥させた後に、保温ジャーに入れて2〜3週間加熱。低温で加熱することで発酵させ、ジャーから取り出して3週間、冷蔵庫で冷やして熟成させます。さらに出荷用にパッキングした状態で1ヶ月以上寝かせた後に出荷しています。」

黒にんにくって、そんなに手間と時間をかけて作られているんですね!参加者から「立派なにんにくですね!」と桑原さんが育てた大きな生にんにくにも注目が集まりました。

「収穫したばかりの生にんにくはみずみずしくて、ホイル焼きや天ぷらにするとホクホク甘くて最高なんです」と桑原さん。

さらに、黒にんにくだけでなく、スライスして乾燥させた「にんにくちっぷ」も販売しているそう。スープにそのまま入れるだけでスライスにんにくとして楽しめる万能商品!生にんにくは期間限定、にんにくちっぷは通年で通販で買えるそうなので要チェックです。(通販のURLは記事の最後にて!)

また、桑原農園では、自然薯の栽培も行っています。大きいものでは長さ1.5m、重さ 2〜3kgほどになる場合も!

水田の粘土質の土が、粘り気と香りの良い自然薯づくりに適しているそうで、地の理を生かして色々な作物を栽培されているんですね。

2020年7月に起こった熊本県の豪雨災害をきっかけに、個人として新鮮な野菜を届ける活動をしている桑原さん。また、2021年7月には、錦町ふるさと支援大使にも任命され、錦町のファンづくりにも尽力されています。野菜を選びに来た人たちの間でも、新しいコミュニケーションが生まれつつあり、美味しい食材を通した取り組みに参加者からも「素晴らしい活動ですね!」との声が寄せられていました。

旅に訪れたらぜひ堪能してほしい錦町の美しい風景や美味

最後に、錦町の見どころスポットを地域おこし協力隊の福岡さんが紹介してくれました。田植え前の水面がうつくしい田んぼや初夏に収穫される緑がきれいなタバコ畑の写真が紹介されると「本当に美しい風景!」と感嘆の声がわきました。

日本三大急流の一つとして知られる球麿川の河川敷に群生する「ツクシイバラ」は、南九州独特の野ばら。珍しい品種の植物で、5月に見頃をむかえると紹介されると、参加者からは「来年はぜひGWに旅してみたい」という感想も。また、球磨禅心生活 (クマゼンスタイル)の抹茶を使ったオリジナルメニュー、抹茶豆腐ティラミスや抹茶ソーダも紹介されました。

日常に広がる風景や、地域の方が本当におすすめするスポットを伺えると、現地に行きたい気持ちが高まりますね。

旅に訪れる日まで、ふるさと納税で錦町を楽しもう!

気軽に旅ができない時だからこそ、ふるさと納税で錦町のおいしいものを味わうのもおすすめ!季節のフルーツだけでなく、年間を通して楽しめる馬刺し、赤牛、そして今回のふるさと食体験で味わった梨に黒にんにく、豚足もふるさと納税で楽しむことができます。

1年を通しておいしい魅力に溢れている熊本県錦町。いつか訪れたい旅先候補にリストインした参加者も多かったようです。平野果樹園の平野さん、桑原農園の桑原さん、地域おこし協力隊の福岡さん、錦町役場の甲斐さん、そしてお料理を教えてくれた関野さん、ありがとうございました!

関連URL

・平野果樹園
https://hiranokajuen-kumamoto.jimdofree.com/

・桑原農園
https://jinenjyo-kuwahara.com/

・風月
https://tonsoku-gyouza-fugetsu.com/

・常楽酒造
http://www.joraku.co.jp/

・球磨禅心生活 (クマゼンスタイル)
https://kuma-zenstyle.jp/

・ふるさと納税
http://www.nishiki-machi.com/docs/2014062700042/