雪解け水からつくられたクラフトビールに、おつまみを作って乾杯!【新潟県・南魚沼市オンライン体験レポート】

世界有数の豪雪地帯として知られる新潟県南魚沼市。冬の暮らしは大変!と思う方も多いかもしれませんが、雪解けの清らかな水が美味しい農作物やお酒をもたらしています。

こんにちは、キッチハイク編集部です。

今回は、そんな南魚沼市の豊かな食をクラフトビールとジャンボしいたけで堪能するオンラインイベントに参加しました。ビールでカンパイした後は画面越しにビール工場も見学したりと、旅気分を味わうことができたイベントの様子をレポートします。

クラフトビールと肉厚な八色しいたけ、和からしマスタードが自宅に届く

オンラインイベントの前日に届いた荷物はこちらです。

・RYDEEN BEER (ライディーンビール) のヴァイツェン
・Strange Brewing (ストレンジブルーイング) のゴールデンスランバー
・八色 (やいろ) しいたけ
・からし菜の種から作った鈴木農場の「和からしマスタード」

2種類のクラフトビールはどちらから飲もうかな?と明日のお楽しみを考えつつ、直径7cmほどのカサが立派な八色しいたけにも心が躍ります。

当日は、南魚沼市と中継を繋いでビールのおつまみ作りからスタート!

今回、おつまみ作りを教えてくださったのは料理家・ちきらたまきさん。このシリーズの食材やゲストのコーディネートもご担当されています。

教えていただく料理は「八色しいたけとじゃがいものオーブン焼き」と「八色しいたけのグリル3種」。旨みがたっぷりのしいたけの軸の部分も使いながら、2つの料理をササッと準備します。

鈴木農場の和からしマスタードは、南魚沼市で育てられた「からし菜」の種を発酵させて作られているそう。無添加で香り・辛み・酸味のバランスが良く、八色しいたけに贅沢に塗ってグリルしました。

「八色しいたけは笠のへこみが大きいので、具を詰めても溢れる心配がないのがうれしいですね。」とちきらさん。参加者からも「肉厚でおいしそう!」との声が上がります。

調理の待ち時間中には、南魚沼市の雪資源について教えてもらいます

オーブンやトースターで調理している待ち時間中には、南魚沼市役所「U&Iときめき課」滝沢さんがご登場。オリンピックやパラリンピックでの暑さ対策にも活用される予定だった雪資源についてお話いただきました。

標高2000メートルの山々に囲まれた南魚沼市は市街地でも2m越えの積雪はあたり前。雪が多いと4m積もることもあるという話に、参加者からは「そんなに雪が積もるなんて想像できない!」と驚きの声もありました。

料理が完成したら、みんなでカンパイ!

クラフトビールをグイッと飲んだら、アツアツの八色しいたけ料理をパクッといただきます。

「ビールの華やかな香りがとてもいい!」
「今まで飲んだことのない、お花みたいな香りのビールにびっくり」
「ジューシーなしいたけに箸が止まらない。2人分作ったのにあっという間に食べちゃいそう」

など、参加者のみなさんも笑顔いっぱいです。

南魚沼市の2つのクラフトビール工場からオンライン見学を実施

先ほど滝沢さんから伺ったように、豪雪地帯である南魚沼市は雪解け水の大きな恵みが豊富な農作物をもたらしています。

その恩恵のひとつとして、クラフトビールにスポットをあてたのが今回のイベント。いよいよ、2つのブランドのオンライン工場見学がスタートです!

名水・雷電様の清水でつくられるライディーンビール

まずは、「八海醸造」猿倉山ビール醸造所から中継。裏に“猿倉山”があることから、このような名前になっているのだとか。

醸造所にビールバーやお土産屋、パン屋が併設されている施設です。

そしてご登場いただいたのは、「八海醸造」猿倉山ビール醸造所チームリーダーの星さんです。

1998年から醸造していた地ビール「八海山泉ビール」が、発売20周年をむかえた2018年は、猿倉山に工場を移転。猿倉山ビール醸造所での新しいスタートとともに発売となったライディーンビールについて語っていただきました。

写真右から3種が大麦の麦芽、左が小麦の麦芽。素材の話から、じっくりと伺います。
醸造タンクがずらりと並んだ工場内を見せていただきました。

地元の名水「雷電様の清水 (らいでんさまのしみず) 」から命名されたライディーンビールは、限定も含めると7種類のラインナップ。なかでも一番人気のヴァイツェンを今回みんなで味わいました。「やわらかな飲み口に、水の美味しさを感じました」「バナナのようなフルーティーな香りがクセになる」と、ビール好きの参加者からも大好評!

また「ビールのラベルに描かれた猿のアートは、なぜ?」という質問には、「猿倉山という地名が表すように、工場の周囲には野生の猿がよく歩いているんですよ」と、星さん。自然豊かな南魚沼市に、ぜひ足を運んでみたいと盛り上がりました。

ガレージ発、ストレンジブルーイングの工場&ホップ畑も拝見!

次にご登場いただいたのは、ストレンジブルーイングの佐藤さんです。

ストレンジブルーイングは、東京都両国にあるビアバー「麦酒倶楽部 POPEYE」の直営工場として2014年に開設したマイクロブルワリー。

民家の1階が工場と画面に映し出されると、参加者からは「アメリカのビールガレージみたいでカッコいい!」という声も。ビールの販売も行っているそうで、瓶だけでなくペットボトルのビールも紹介いただきました。

ストレンジブルーイングの特徴は工場の裏にホップの畑があり、自家栽培をしていること。畑は2m越えの真っ白な雪景色でしたが、ホップの根っこは雪の下で春を待ちわびているという話には、「ホップも寒さに耐えて頑張っているんですね」という感想も。

工場裏の畑ではアメリカ産のホップ5種栽培。その酵母を試験管で自家培養している。

グビグビとビールを味わった方からは「アールグレイのような豊潤な香りがクセになります!」と好評だったストレンジブルーイングのゴールデンスランバー。

苦みや香りづけによってホップを使い分けるなど、醸造の奥深さを垣間見ることができるオンライン工場見学を楽しみました。

南魚沼市の米ぬかとおがくずから栽培される八色しいたけ

最後にご登場いただいたのは、八色しいたけ農家のみゆきさんです。八色では14の農家で年間1400トンのしいたけを栽培しています。
南魚沼ならではの取り組みとして、八色しいたけを育てる菌床には南魚沼産の米ぬかも使われていること、雪を夏場のハウスの冷房に活用することでCO2削減に貢献されていることを教えていただけました。

純国産しいたけを見分けるどんぐりマークや国産安心きのこ認証のご紹介も。

参加者からの「地名でもある八色の由来はなんですか?」という質問に、「春から秋にかけて八色の草花 (こぶし・桜・つつじ・藤・チューリップ・椿・ひまわり・コスモス) が咲き乱れる原という意味からなんです」と、みゆきさん。
その光景を思い浮かべた参加者からは「ぜひ一度足を運んで、実際にみてみたいです」と旅心をくすぐられた方も多かったようです。

厳しい冬が育む南魚沼市の豊かな食から、現地への思いが募る

ライディーンビールやストレンジブルーイングのクラフトビールだけでなく八色しいたけも、八海山麓の雪解け水が育む南魚沼ならではのおいしさということを、食べて見て体験することができた2時間。あっという間に時間は過ぎていきましたが、ぜひ一度現地を旅してみたいですと、皆さん笑顔でお開きとなりました。

市役所の滝沢さん、簡単でおいしい料理を教えてくださったちきらさん、クラフトビールや八色しいたけについて詳しく話を聞かせてくださった星さん、佐藤さん、みゆきさん。本日はありがとうございました!

「南魚沼を味わう旅シリーズ」ラストは、米と麹が主役!

「南魚沼を味わう旅シリーズ」と題して、11月から3月にかけてキッチハイク×南魚沼市のコラボイベントを全7回に渡ってお届けして、次が最終回。おうちにいながら、まるで旅をするような気持ちで南魚沼市の「食」や「暮らし」をのぞいてみてください。

また、今回は配信参加 (特産品なし) でのご参加も受付中!イベント当日朝まで受け付けているので、気になる方はぜひご覧くださいね。

他の回にも興味がある方は、南魚沼市のイベント一覧をチェックしてみてください。

また、地域・自治体の方で、キッチハイクと一緒に地域の魅力を発信したい!という方は、こちらまでお問い合わせください。
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