伊勢海老から海底熟成ワインまで!南伊豆町の海を丸ごと楽しめる2時間半【静岡県・南伊豆町オンライン体験レポート】

海の幸を味わい、知られざる秘境を知れるオンラインイベント

都心から3時間で行ける「秘境」、静岡県・南伊豆町。
日帰りだと回りきれないほど観光スポットが多く、海外のように美しいビーチ、見晴らしのよい丘公園、歴史や伝説が残る神社がある街並みと海も山も町も見どころたっぷり。

こんにちは、キッチハイク編集部です。
今回、そんな豊かな自然に囲まれた南伊豆町をおうちで満喫できるオンラインツアーをJTB × 南伊豆町 × キッチハイクのコラボで開催しました!

特産の伊勢海老やサザエなど、海の幸がたっぷり使われたお料理を食べながら、地元で活躍する方達、そしてJTBの添乗員さんから南伊豆町の見どころや食べどころをたっぷり教えてもらえる。そんな、当日の模様をレポートします。

伊勢海老、サザエなど海の幸の「晩ごはんセット」が事前に届く

オンラインイベントの前日に、大きなダンボールで荷物が届きました!届いたものはこちら。

・伊勢海老のドリア
・サザエとタコのアヒージョ
・ブダイのエスカベッシュ
・明日葉 (あしたば) ビール
・磯のめぐみ
・クッキー
・旅のしおり

箱を開けるのはいつだって無性にワクワクします。すでに調理されたお惣菜なので、当日は温めてお皿に盛り付けるだけ。
開催は翌日、楽しみにしつつ食べたいのをぐっと我慢、ビールは冷蔵庫で冷やしておきました。

当日は、総勢70名の参加者と画面越しに、みんなで乾杯&いただきます!

そして、当日。
待ちに待った乾杯の時間!モニター上にみえる総勢70名の皆さんと、明日葉ビールで乾杯〜!

伊勢海老漁師さんも思わずにっこりしてしまう海の幸の料理たち

ん〜!
飲みきるのが惜しいほど苦味とコクあり良いバランスのビール。
南伊豆町名産の明日葉入りビールは、今年最後の在庫を放出していただいた貴重なストックだとか。

お料理はキッチハイクでも人気の「愛菜食堂がじゅま~る」さん特製、南伊豆町の幸を詰め込んだ惣菜が3種で、サザエとタコのアヒージョ、伊勢海老ドリア、ブダイのエスカベッシュ。

器に盛り付けると、海沿いの素敵なレストランに来たよう!でも、もちろん自宅です(笑)

サザエとタコのアヒージョは、オイルまで旨味たっぷりで美味!
伊勢海老ドリアは伊勢海老の風味がたまりません。お代わりしたくなるようなおいしさです。

「愛菜食堂がじゅま~る」のスタッフ総出で、「もう、こんな大量の伊勢海老は一生で見ることはないかもしれません (笑)。」というほどの量の伊勢海老を、頭から尾の先までお時間かけて無駄なく身を取り出したそう。
なるほど!だからこのおいしさなんですね。

今回料理を担当された「愛菜食堂がじゅま~る」のYuiさんとMasaoさん
今回料理を担当された「愛菜食堂がじゅま~る」のYuiさんとMasaoさん

そしてブダイ。
あまり耳にしない魚ですよね、こちらは伊勢海老のさし漁で取れるもので通常は市場に出回ってない貴重なもの。白身の魚で、身に弾力があり、噛むほどに味わいあり、ビールのお供にもぴったりです。自宅でこのおいしさが味わえるのは、なんとも嬉しい。

Zoomのチャット画面では参加者から

「どこを食べても、伊勢海老がゴロゴロあります!」
「ブダイが、ムチムチです!」
「サザエがいいおつまみに!ビールに最高に合います。おいしい〜!」

などの声で賑わいます。

その他、セットに入っていたものは「磯のめぐみ」。鮮やかな緑色の海苔がたっぷり入っています。こちらはなんと南伊豆町の道の駅ナンバーワンの売れ筋商品。

そのままでも、おにぎりにまぶしたり、ラーメンに入れて磯風味ラーメンにしたり、無限に美味しさのアレンジがききそうです。

楽しい形をしたクッキーは南伊豆町の「ジオガシ旅行団」製。「風景を切り取ってお菓子にします」をテーマとした体験型お菓子で、地形をモチーフにしたクッキー。イベント途中のおやつ代わりに良さそうです。

今回のゲストは南伊豆町から漁師の平山さん、渡し船の船長高野さん、地域コーディネーターのイッテツさん、そしてJTBのみなさんと旅のプロフェッショナルも勢ぞろい。

早朝4:30から始まる伊勢海老漁は、1時間だけの真剣勝負!


そしていよいよゲストの漁師、平山さんのお話。
過去のキッチハイクのイベントでも見事な伊勢海老のさばきを披露していただいたこともあります。19歳から漁に出てらっしゃるそう。

1日のスケジュールは、朝4時頃、焚き火にあたって体を温めてから4時30分に出航、5時30分には港に帰って来ます。1時間の真剣勝負です!6時30分には伊勢海老を網から外す作業で、地域の方々の協力を得て、作業されています。
南伊豆町で獲れる伊勢海老は、マエビと呼ばれる種類の純粋な伊勢海老。他の県に負けないほどの収穫量を誇ります。

市場には出回らない。魚とは思えない弾力のおいしい地魚「ブダイ」

今回、エスカベッシュで食べたブダイは、伊勢海老のさし漁で網に一緒にかかるそう。

ブダイには赤と青の2種あり、実は成長するにつれて赤色から青色になるとか!途中で色が変わる魚、初めて聞きました。伊豆では赤色のブダイがよく獲れるそうですよ。

いままでは、どうしても伊勢海老メインになるので市場には出回ってませんでしたが、今ではインターネットでも少しずつ販売を始めたそうです。

地元のみなさんは、煮魚や、油との相性も良いので天ぷらで食べるとのこと。それを聞いて、また食べたくなってしまいました。

夏の間だけ立ち入れる。船に乗らないと行けない「ヒリゾ浜」は空のような透明度

2番目のお話は、船長の高野さん。
伊豆半島の一番先端、ヒリゾ浜で漁をされてます。ヒリゾ浜の写真をみて美しいエメラルド色で目を疑いました。本当に東京からも近い海でこんなに美しい海があるとは!
今年は、沖縄などに生息している「ナンヨウハギ」が初めて現れたそうで、高野さんが嬉しそうに教えてくださいました。

ヒリゾ浜は船でしか行けない場所のため、自然なままの景色が残っている貴重な場所。なんと、サンゴ礁まで見れちゃうとか!高野さんは「泳いだら魚がたくさん見れますよ。水族館にいくよりおすすめです」と。美しいエメラルドの海の中、どんな魚たちの世界が広がっているのか!対面してみたいものです。

高野さんのお部屋の中に見えるのは伊勢海老漁で使う網。長さはなんと45m!それを海底に沈め、歩いている伊勢海老が引っかかる仕組みになっています。網に穴があくと、ハサミを使って手作業で一つずつ補正をしていくのだそうです。

観光と移住の間を楽しめる、現地の人と1対1の「暮らし体験」をコーディネイト


3番目のお話は伊集院一徹さん、通称イッテツさん。
東京で出版社に勤務してましたがひょんなことから2018年に、南伊豆町に移住。「南伊豆新聞」「南伊豆くらし図鑑」を運営されてます。
ひょんなこと、というのは、地元の素敵な人たちとの出会いだそう!南伊豆町は、人口8,100人くらい。その中でも、20代30代と若い世代は少ないそうで、たくさんの方たちに町のファンになっていただきたい思いで、各種メディアを立ち上げられています。


「南伊豆くらし図鑑」では、お米農家などさまざまな人たちの日常を取材されたり、地元の方と1対1で日常の暮らしを体験できるコースもたくさん用意されてます。例えば、漁師夫婦の方と一緒に朝ごはんを作ったり、ご住職から座禅を学んだり、寿司屋の大将と寿司を握るなどなど。通常の旅では決して味わえない企画が盛りだくさん!

そんなイッテツさんは、この輪をさらに広げようと、ゲストハウスもオープン予定でクラウドファンディングにも挑戦中。
ゲストハウスが完成したら、より南伊豆町での暮らしを味わえそう!

旅のプロが教えてくれた!標高100mから海底15mまでの海の楽しみ方


最後は旅のプロ、JTBの皆さんから。

「電車は海沿いを走っているので、景色が本当によくておすすめなんです」

と、電車でのアクセスをおすすめしてくれました。旅行者視点でのポイントを教えていただけると、得した気分になりますね。現地に到着するまでの道のりを、電車に揺られながら、海景色を眺め、ついついビールをいただいてしまうかもなあ、と頭の中でどんどん南伊豆町にトリップ。

そして、海をたっぷり堪能するなら、まずは、伊豆半島の一番南にある石廊崎 (いろうざき) から。ここは100mの高さから、海を一望できる絶景スポットです。高いところから海を眺めたら、次は、海中の様子を楽しめる伊豆のクルーズ体験。



そして、最後はなんと「海底熟成ワイン」!
なぜ、海底なのか?南伊豆町エリアの海の温度が年間を通して安定的に保たれていること、そして水深15mの海底にワインを沈めているため、紫外線に当たらず、熟成に適した環境なんだそうです。引き上げたワインボトルは、まるで海賊が持ってきた、何十年も前からあるような味わいある姿になって手にすることができます。まるでお宝を発見したようなワインに、「これは飲んでみたい!」と参加者の皆さんが前のめりになっていました。
条件の揃った海底だからこそ作られる貴重なワイン。いつか味わってみたいです。

南伊豆町の皆さんと交流タイム

一通り南伊豆町の魅力に触れ、味わったあと、今度は参加者とゲストの交流タイム!10人ほどのチームに分かれて、南伊豆町の方達とお話ができます。

お料理を作ってくださったがじゅま〜るさん、伊勢海老漁師の平山さん、高野さんとの交流はもちろん、ゲスト紹介ではお目見えしなかった金目鯛1本釣り漁師の佐野さん、エコサーファーの堀さんなど。それこそ現地の居酒屋で地元の方達と居合わせ、町のこと、海のこと、美味しい料理のことを教えてもらったり、質問したりできるような場となりました。

役場の山口さんからは、脱皮したての殻までいただける伊勢海老もたまに獲れてることがある話も聞いてびっくり!海の幸だけでなく、山の幸である猪などジビエのお話もちらっと伺うことができました。
話に夢中になってるうちに気がついたら、交流会タイムが終了。

海の恵みと、地元の人のおおらかさに癒される南伊豆町


あっという間の2時間半。

短い時間で、これだけの方たちと交流ができたのは、オンラインイベントならではなのかもしれません。伊勢海老漁師の平山さん、高野さん、南伊豆町のファンをつくろうと移住されたイッテツさん、南伊豆町の旅のプロであるJTBの皆さん、海の幸をおいしく調理してくださった愛菜食堂がじゅま〜るさん、そのほか交流をしてくださった地元の皆さん、本日はおいしく温かい時間をありがとうございました。
次回は、ゆっくり時間をとって皆さんに会いに行きます!

南伊豆町の方にも実際に会える!オリジナルツアー企画のお知らせ


最後に、JTB × 南伊豆町 × キッチハイクの特別コラボ現地ツアーのお知らせです!

来年2月に、本日のゲストのみなさんと会えたり、海底熟成ワインを手にしたり、さらに河津桜も見られるという、これまでの観光旅行とは一味違うプレミアムな旅行を計画中です。
日程は、2021/2/13 (土) 〜14 (日) と、2/20 (土) 〜21 (日)の2回の開催で定員20名。

まるで、本日のオンライン体験のリアル版。南伊豆町をより身近に感じられそうで、これは期待が高まりますね。

申し込み開始は、12月中旬を予定していますので楽しみに待っていてください!

まだまだ続く!南伊豆町の魅力を味わえるオンラインイベント

2020/12/13 (日) 18:00開始の「第2回: 南伊豆町がおうちにやってくる!」では、ジビエ料理と日本酒が楽しめます!

2020/12/19 (土) 17:30からは、南伊豆町産の「生のイノシシ肉」が自宅に届くオンラインイベントが開催されます。

他の回や現地ツアーに興味がある方は、下記専用サイトをチェックしてみてくださいね。

また、地域・自治体の方で、キッチハイクとJTBと一緒に地域の魅力を発信したい!という方は、こちらまでお問い合わせください。

■ 問合せ先
info@kitchhike.com