【静岡県・南伊豆】参加者全員に伊勢海老をお届け!漁師さんから伊勢海老の捌き方を学んで食べるオンラインイベントレポート

こんにちは!キッチハイク編集部のNatsukoです。

今回は、オンラインで地域自慢の食材を堪能するイベントのレポートをお届けします。キッチハイクでは初めてのオンラインでの開催。
そんな記念すべきPop-Upのテーマは「伊勢海老」です。今回ご一緒させていただいのは、静岡県南伊豆町。なんと、産地直送の伊勢海老を、漁師さんから捌き方を教わりながら自宅で楽しめるイベントで、現地でももしかしたら、なかなかできない贅沢な体験かもしれません。それでは、実際の様子をレポートでお届けいたします!

▼伊勢海老漁師が教える伊勢海老の味噌汁、地魚の刺し盛り〜オンラインワークショップ〜
https://kitchhike.com/jp/popups/5ebc9ac6528beb38ea86151c

海と温泉の町、南伊豆

南伊豆町は、静岡県伊豆半島最南端にある、人口約8,000人が暮らす町です。

南伊豆の観光地の一つ、弓ヶ浜。夏は多くの観光客で賑わいます。目を見張るような青い海と、足を広々伸ばし時間を忘れて浸かれる温泉がいたるところにある町です。

外出自粛の影響は南伊豆町にも

本来なら、3月、4月は菜の花、桜が咲き、特に5月のGWは多くの人が足を運んでくれる南伊豆町。ですが、新型コロナウィルスの影響により、南伊豆町も大きなダメージを受けています。

緊急事態宣言が発令されたことで、どの自治体の方も「私のまちに来てください!」ということができなくなってしまいました。それは南伊豆町でも同じことでした。そんな状況の中でも、南伊豆町の魅力を発信するために企画されたのが、今回のオンラインイベントでした。

発起人は南伊豆新聞・編集長のイッテツさん。

▼イッテツさんのnote
https://note.com/murasakitotetsu

▼南伊豆新聞
http://minamiizu.news/

イッテツさんはは2018年、東京から南伊豆町に移住し、南伊豆の魅力を発信するローカルメディア・南伊豆新聞を運営されています。今回のイベントでは地域の方と参加者のをつなぐ役割を担ってくださいました。

COOKは、伊勢海老漁師の平山文敏さん

今回、COOKとしてご登場いただいた南伊豆の伊勢海老漁師・平山文敏さん。

平山文敏さんは南伊豆町で生まれ育ち、18歳から漁師を生業にしています。

おじいさんが伊勢海老漁師だったため、幼いころから伊勢海老とともに育ち、伊勢海老の魅力に誰よりも知っていらっしゃる、まさに「伊勢海老のスペシャリスト」。平山さんは現在、若手漁師で結成された「南崎漁師倶楽部」の代表をされており、漁師という仕事を多くの人に知ってもらうために活動されています。

南崎漁師倶楽部のメンバー(左:平山文敏さん)

そんな伊勢海老のスペシャリストから、直接伊勢海老のの捌き方を教えてもらえる体験なんて、ただの観光よりもさらにディープな体験になること間違えなし!

当日の朝、おうちに届いた【南伊豆の魅力もりもりセット】

イベント当日。
おうちに届いたのは、両手で抱えるのがやっとなほど大きい発泡スチロールの箱。

ふたを開けてみてびっくり!


「い、いせえび、生きてるっ!!」


生きた伊勢海老、地魚 (ブダイ)、南伊豆のお米で作られた地酒「身上起(しんしょうおこし)」、そしてデザートに甘夏と、想像以上にモリモリの贈り物がやってきました。

南伊豆町とZoomでつながる

イベント開始の時間になりZoomのURLをクリックすると、南伊豆町みなさんや他の参加者さんが続々とトークルームに入ってきました。家族で参加していらっしゃる方もいて、画面越しにご家族のほっこりする会話が聞こえてきて心が和みます。参加者同士で自己紹介をしていると、もうみなさん伊勢海老を目の前にうずうずしている様子。

わかります。そのお気持ち。
私も早く捌いてみたくてうずうずしていました。

いざっ!伊勢海老と対峙

生きた伊勢海老を目の前に。参加者一同は大興奮!
(これから捌くにしては、伊勢海老たちはあまりにも元気がありすぎて、戸惑っている人も多く見られました。)

平山さん:
「元気すぎる伊勢海老が届いた人は、このように(写真参照)伊勢海老を氷水につけると少し落ち着いてくれますよ」

というアドバイスを受け、なんとか伊勢海老は触れるくらいの状態に。

ドキドキしながら、心の中で「ごめんね」と謝りながら、伊勢海老に入刀していきます。

もうそこからは無我夢中で伊勢海老とブダイを捌いていました。

私は普段ほとんど魚(ましてや伊勢海老なんて)を捌くことはないのですが、平山さんの手元カメラを見て、わからないことがあれば随時平山さんに質問できるという流れのおかげで、思っていたよりもずっとスムーズに捌ききることができました。

遠隔とはいえ、伊勢海老や魚の捌き方を、漁師さんから直接教わるなんて本当に貴重な体験ですよね!

また、生き物を捌くという体験を通して、「生きているものを食べている」ということを改めて実感するきっかけにもなりました。

そうした当たり前の事実に触れる体験は、家族連れをで参加していただいた家庭のお子さんの食育にもつながったのではないでしょうか。

そして「いただきます」の時間に

作業から約1時間、全員が無事に伊勢海老とブダイを捌ききりました。伊勢海老とブダイの刺し盛りをいただきます!

参加者一人ひとりの盛り付けに個性が光りますますね。みなさんの画面越しから「おいしい!!」「最高!」と歓声が上がります。

この時間はZOOMを使って、4人グループに分かれ、平山さんや南伊豆町役場の方々と交流タイム。平山さんやイッテツさんから、伊勢海老の他のおいしい食べ方をお聞きできたり、南伊豆町を訪れる穴場の時期を教えていただいたりと、知れば知るほど南伊豆町に行きたい気持ちが高まります。

また他の参加者からはこんな声も。

「うちの子どもはお魚は大好きなんですけど、生魚が食べれなくって……。でも今日伊勢海老とブダイはおいしいおいしいって言いながらペロっと食べちゃったんです。」

そのエピソードを聞いた平山さんも、にこにこのご様子でした。南伊豆町のみなさんと参加者とでお酒を飲みながら南伊豆のお刺身を味わい、楽しい時間が過ぎていきました。

最後まで伊勢海老の旨みを食べつくす!〆のお味噌汁づくり

歓談を終えた後は、刺し盛りで使用した伊勢海老の頭を使って、みんなで伊勢海老のお味噌汁づくりにチャレンジ!

漁師・平山さん:
「僕が一番好きなのは、実は伊勢海老の味噌汁なんです。小さい頃からずっと飲んでいます。僕のおすすめは濃いめに味噌を溶くことで、具材はなくても伊勢海老だけで十分おいしくなります」

再び平山さんご指導のもと、伊勢海老の頭を包丁で真っ二つにして鍋へ投入!グツグツと伊勢海老が赤く染まってきたら味噌を入れていきます。

溶けだした海老のお味噌と殻に残った身の旨みが、体全体にしみわたっていきます。お腹もいっぱいになったところでお開きの時間を迎えます。

締めの挨拶は、南伊豆町役場・山口さん。

「これから月に1回、南伊豆町のイベントを計画する予定です。コロナが落ち着いた頃、南伊豆町で現地ツアーもやりたいと考えています。ぜひその時はご参加くださいね。今回余ったブダイの切り身はあら煮や煮つけ、しょうが醬油につけるなど刺身以外の楽しみ方もあるので、ぜひ試してみてくださいね!」

最後に

そんな魅力あふれる南伊豆町を、もっとディープに知る体験プログラム「南伊豆暮らし図鑑」というサービスを、最後にイッテツさんからご紹介いただきました。

▼南伊豆くらし図鑑
https://minamiizu.fun/

今回COOKとしてご登場いただいた平山さんと一緒に漁船に乗って伊勢海老漁体験をしたり、地域の人とジャムづくりやバードウォッチング、薪割りをしたりと、南伊豆に住む人々の「暮らし」を体験できるプログラムだそうです。

これをご紹介いただいた瞬間、次の旅行先は南伊豆に決定しました!

南伊豆町を訪れる日が待ち遠しいです。