【大分・豊後大野】キッチハイクで巡る、大地の旅!初の現地開催ごはん会体験レポート

こんにちは!キッチハイク編集部のHirokoです。

今回、豊後大野市で開催されるごはん会に東京から参加してきました!
実は私、今回が大分初上陸なんです。過去に大分の豊後大野市とのコラボPop-UpでCOOKを努めさせていただいたことがあり、その時に使用させてもらった食材の美味しさが忘れられず…この食材たちは誰がどこでどんな風に育てているの?という謎を抱えたままでした。

そして、いつか行ってみたいという思いを叶えるために、初の大分県!行って参りました!
現地の風を体験できそうな動画もありますので、ぜひご覧ください!

まずは今回の舞台『俚楽の郷』へ

迎えた当日。今回のイベント全体をアレンジくださった「ぶんご大野bureau(ビューロ)*」さんが、大分駅までバスでお迎えにきてくださいました。ほとんどの人がここで集合し、バスで今回の舞台へ向かいます。

晴れ女と自分でも勘違いしちゃうくらいいいお天気で、もぐもぐもご機嫌なご様子。

*豊後大野市の情報発信拠点として活動をしている、㈱大分まちなか倶楽部により運営されています。
大分駅から1時間、バスに揺られて着いたのは、今日一番の舞台である俚楽の郷(りがくのさと)。
「俚楽」とは、この地に伝わる神楽や獅子舞などの伝統芸能をさす緒方特有の呼称だそうです。米どころとして栄えてきた豊後大野市緒方町には、農家の暮らしの中から生まれ、育まれてきた数多くの伝統芸能や生活文化が今も息づいており、「故郷の心」を今に伝える役目を担っている場所です。
着いて早々に、豊後大野市三重町の「芦刈農産」さんが手塩にかけて育てた「はるか姫」というさつまいもを焼く準備に入ります!

「濡れた新聞紙を使うと良いのよ。」そんな裏技を教えてくれる俚楽の郷スタッフのお母さん(タダさん)と一緒に、焼き芋を火に投げ入れたら下準備は完了です。

大地を感じる、大人の修学旅行のスタート!

焚き火で焼き芋を焼く。釜戸で火を起こし、羽釜でごはんを炊く。

初めての大地で、かつ初めて会う人と名前も知らない状況ですが、「豊後大野市の美味しい食材を食べる」という共通目的があるからか、同じゴールを達成するために一丸となって共同作業を進めます!そして、次の作業は団子汁とおにぎり作り。「団子汁」と言う名前から、てっきり丸いお団子なのかと思っていたら、ほうとうみたいに、伸ばす伸ばす!
『大分の団子汁は伸ばすのよー』とタダさん。『ここでは(俚楽の郷)はみんなの身体を思って、素材にこだわっているのよ!』とにっこり笑顔で教えてくれました。

どうやら、原木椎茸の出汁も入っているとのこと・・・もう贅沢すぎませんか!そして、団子汁に味噌をいれ、溶かしていきます。使ったお味噌も、ここで働くスタッフの方の自家製味噌とのこと。

お味噌と豊かな食材とお母さんたちの思いが一つの鍋に溶けていく。
青空の下、まるで2月とは思えないぽかぽか陽気の下、「乾杯!」の声で大地の宴が始まります。

青空の下、大地のめぐみをいただきます!

自分で作った、ちょっとだけ不恰好な細長い団子。ちぎった断面から、味が染み込んで、ほかほかのお汁が口に広がり、椎茸の奥深い味わいが、じんわり。
まさに雲ひとつない晴天のもと、なごやかに宴がスタートしました。
そして、羽釜で炊いたお米も炊き上がりました。ツヤツヤのお米の粒が立っていて、熱々で美味しくて、何度も何度も噛み締めちゃいます。

「美味しいから、もっとお食べなさいよ〜」
・ ・・・「は、はい!!」

ちゃっかり2杯も食べてしまいました!

今日食べたお米の種類は俚楽の郷の近くで育てられた「ひのひかり」。全国でも比較的暖かい地域で育てることができるお米の種類で、完全無農薬のお米とのことです。

俚楽の郷の目の前の田んぼで収穫された貴重なこちらのお米たち。一粒一粒を噛み締めながらいただきました。

そんなお米は、生産者さんが高齢化で作られる量も少なくなってきているとのこと。なんとかして、これからの世代にも伝承していきたい日本のお米文化ですよね。キッチハイクでは、生きた学習もできるのがいいところです。
ごはんのお供は、スタッフのみなさんの手作りの漬物たちが登場!これまたごはんが進む進む!お店では決して食べることのことできない、その土地を感じる家庭の味を楽しむことができるのは、なによりのご馳走です。

そして、なんとメインに原木椎茸とおおいた和牛のBBQが登場!
「ひゃーーーー!お腹いっぱいで食べられないよ〜!」
と、思ったのは、一瞬でした!

豊後大野市役所商工観光課の弓さんが、まるまるコロンとした原木椎茸に絞りかける完熟かぼすに、
九州ならではの少し甘い醤油をたっぷりかけて、いただきます。
大分県が生産量の9割を占める「かぼす」は、爽やかな香りと適度な酸味が特徴の大分県を代表する特産品です。酸味と香りが強いフレッシュな「夏の緑色のかぼす」と、まろやかな酸味の完熟した「冬の黄色のかぼす」。大分のかぼすは二度おいしいと言われており、今回は完熟のかぼすを楽しませていただきました。

サラダも手作りのドレッシングがおいしく、BBQにおにぎりに、、、お腹いっぱいなのに食べる手が止まらないおいしさで、最高なランチでした!

また、この日はタオ・オーガニック・キッチン代表の米澤陽子さんもゲストとしてご参加されていました。
30年近く前に、この土地に惚れ込んで移住してきたという陽子さん。タオで大人気の酵素シロップは、すべて手作業で手間ひまかけて作られています。大地のエネルギーをしっかり吸収した旬の素材が使われており、まさに豊後大野の大地を感じられるお味でした。

お腹いっぱいになったら、大分県百景に選ばれた『原尻の滝』へ

さてさて、大地を巡るツアーはまだまだ続きます!

バスに揺られてついたのは、日本の100選の一つでもあり大分県百景に選ばれた原尻の滝。
ここは、おおいた豊後大野ジオパークの中でもみどころであるジオサイトの1つでもあります。
野菜ソムリエであり、俚楽の郷の責任者でもある順子さんは、実はこちらのジオパークのガイドも普段から行なっているとのことで、ご案内いただきました。
突然平野にあらわれる原尻の滝。周りはのどかな田園風景。このアンバランスかつ、大地が作りだした雄大を感じる東洋のナイアガラ、大地の迫力を感じることができる場所なのでした。

ちなみに、今回訪れた時は、水が少なくて滝の水の量も少なかったみたいです。
(それでも十分な迫力のある滝でした!)

東京ではなかなか感じることができない、たくさんの顔を見せる大自然。今回は、風も心地よく、一緒に参加したもぐもぐも、とても気持ちが良さそうでした。

順子さんのジオパークの説明を聞きながら、滝の周りを散歩して最後にそのあとは吊り橋をわたりスタート地点へ戻ります。

有名な2つの酒蔵『吉良酒蔵』『浜嶋酒造』をめぐる

いよいよ今回のツアーも終盤になりました!
豊後大野地域で有名な2つの酒蔵めぐり!キッチハイクのHIKERさんは、食べることも好きな人も多いですがお酒に詳しい方も多いので、みなさん酒蔵に入ると、目がキラキラと輝いていました!

最初に訪れたのは、創業明治4年から続く心を込めた丁寧な酒造りを志す、吉良酒蔵の若旦那が私たちを迎えてくれました。
2箇所目は浜嶋酒造の鷹来屋さんへ。とても嬉しいことに、特別な来客だからということで蔵の中をご案内をしてくれました。プロフェッショナルである杜氏が、命を吹き入れる実際の場に踏み入れると緊張感が走りますね。普段は見ることができない、醸造中のお酒も覗かせていただきました!

見学が終わったあとは、隣の鷹来屋さんでお酒の試飲をさせていただきました。


お気に入りのお酒を手にし、みなさんご機嫌なままバスに乗り込み、ゴールである俚楽の郷に戻ってまいりました。そうしたら、最初にセットしていた焼き芋がいい感じに出来上がっているではないですか!

焼き芋と同じように、最初の「初めまして」とかたく緊張していても、すっかりその地域の大地と空気と食材が一緒に交じり合うハーモニー。少し時間をかけるだけで、内からでる「美味しい」が溢れ出して、人を笑顔にする。そんな魔法が「食」にはあると思ってます。

大分県豊後大野市の大地を自分の足でふみ、肌でその地の風を感じ、忘れてはいけない食のストーリーを五感で味わうことができた、東京では決してできないとても貴重な経験でした。

今回、企画をしてくださったたくさんの方々、「今日限りのとっておきの贅沢」をごちそうさまでした!

知らなかったあの土地が、身近でとっておきの存在に

本当に一言では現しきれないこの現地ツアー!
知らなくて遠い大分が、近くてまた行きたい大分県豊後大野市に変わりました。

この企画を考えてくださった大分県豊後大野市のみなさまには、本当に感謝です!
次回はもっと多くの方と美味しいを大自然の中で感じることが出来ますように!

最後に、お世話になった方々や巡った場所をご紹介です。
豊後大野に行きたいと思ったかたは、ぜひ下記リンクにアクセスしてみてくださいね。

・ぶんご大野bureau(ビューロ)
http://bungo-oono.com/
・俚楽の郷(りがくのさと)
http://okubungo.com/
・大分豊後大野ジオパーク
http://www.bungo-ohno.com/
・吉良酒蔵
https://www.kirashuzo.com/
・浜嶋酒造
http://www.takakiya.co.jp/index2.html