「蒸し寿司」に「はまぼうふう」?家庭料理で学ぶ松江の郷土文化!

松江は食材も日本酒も絶品!家庭料理で味わう松江の魅力

今回は、島根県松江市とのコラボレーションで開催したPop-Upの様子をお届けします。
前回は、5月19日の昼に開催された松江の和菓子やお茶を楽しむPop-Upの様子をお伝えしました。

▼前回の模様

 

夜の部では、松江の食材を使った家庭料理と松江の日本酒を味わったPop-Upの様子をお届けいたします。

松江グルメって…?
さて、「松江のおいしい食べ物」と聞いて、どんな食べ物イメージをしますか?
「……あれ、出てこない…」なんて言う方も少なくはないはず。でも、実は松江には、おいしいものがいっぱい!蟹や牡蠣、しじみなど魚介類のほか、梨な蕎麦なども有名です。

右から、Kanamiさん、Mikakoさん、Koreakiさん
今回、そんな松江の食材を使って、料理してくださったのはShirokuma Kitchenのみなさん。「家庭料理を大切に」をコンセプトに活動しているShirokuma Kitchenということで、今回もほっとする味わいの食事をご用意してくれました。
「毎日食べる家庭料理だからこそ、もっとおいしく食べてもらいたいと思っています。特別な食材などなくてもアレンジでもっとおいしくなると思うんです。今日も特別難しいお料理はないので、ぜひご家庭でも真似してみてくださいね!」とkanamiさん。

松江市観光文化課の高田さんも、「松江にはおいしい食べ物がたくさんあるんですよ。日本酒も有名で、出雲杜氏は西日本を代表する杜氏のひとつ。実は人口一人あたりの日本酒の消費量第3位が島根なんです。今日は日本酒もたくさんご用意しているので、ぜひみなさん楽しんでいってくださいね!」。

ということで、さっそくごはんタイムへ!
「今回は、松江市からいただいた牡蠣、板わかめ、はまぼうふう、猪肉、宍道湖のしじみ、あご野焼き、玄丹そば、ほうじ茶を使ってお料理を作ってみました。聞き慣れない食材もあるかと思いますが、家庭料理にアレンジしてあるので食べやすいと思います!」kanamiさん。

松江の食材を家庭料理にアレンジ

まずは突き出しの「大ぶり!牡蠣のせポテトサラダ」。大きなプリップリの岩牡蠣のオイル漬けがのっています!そう、松江グルメのひとつが岩牡蠣なのです。ミネラル豊富な海水で育てられた牡蠣は、濃厚でクリーミーな味わいが特徴。ちょうど5月からが旬なのだそう。じゃがいもと玉ねぎのシンプルなポテトサラダとも相性抜群!実は隠し味に牡蠣の出汁で合わせた醤油を使っているのだそう。

牡蠣を食べたら、欲しくなるのが日本酒!松江の日本酒をたくさんご用意してくださいました。江戸時代に松江に茶の湯文化を広めた藩主「松平不昧公(ふまいこう)の名前を冠した日本酒も。実は、今年は不昧公没後200年の特別な年なんですよ。

さっそくみなさんで、お酌を交わし、乾杯!

2皿目は「あご野焼きとわかめのさっぱり酢の物」。

あまり聞き慣れない、「あご野焼き」とは、あご(飛魚のこと)のすり身を焼いたちくわのようなもの。あごの旨味がぎゅっと凝縮されています。わかめを板状に乾燥させた「板わかめ」と一緒に酢の物にすることで、磯の香りが漂う爽やかな1皿に。辛口の「不昧公」に合います!

どどーんと大きな寿司桶に入ったこちらは、「松江の郷土料理『蒸し寿司』風の押し寿司」。松江でお正月などの行事の際によく食べられる郷土料理である蒸し寿司をアレンジしたメニューです。宍道湖のしじみごはんに、猪肉の生姜煮、板わかめ、錦糸卵、浜ぼうふうなど松江食材がたっぷり!
ここでもまた聞き慣れない「浜ぼうふう」という言葉が…

「浜ぼうふうは海岸に生える植物で、せりのような爽やかな味わいが特徴です。今がちょうど旬ですね!あと、松江は宍道湖のしじみも名物です。宍道湖はしじみの取れ高が日本一なんですよ。出汁もたっぷり出ます。しじみごはんおいそうですね〜!」と高田さん。

ひと口食べて「蒸し寿司おいしい〜!」「猪肉はじめて食べた!」と思わずこの笑顔!

おいしいごはんにお酒も進みます。みなさん「こっちが好きかも!これが飲みやすい!」など、いろいろと飲み比べを楽しんでいました。

まだまだお料理は続きます!「旬のぼうふうと猪肉の天ぷら」です。さきほど蒸し寿司にのっていたぼうふうですが、揚げると茎の紫部分の色が濃くなり鮮やかに。サクッと揚げられていておいしい!

「猪肉は少しクセがあるので、下味をつけてから揚げています。硬くなりやすい猪肉ですが、天ぷらだと柔らかく仕上げることができますよ」。こうやってKanamiさんがお料理のアドバイスも教えてくれるので、参加者のみなさんも興味津々で聞いていました。

たくさんご用意してくれた日本酒をいただき、会話もどんどん弾んでいきます。「松江行ってみたくなった!」「松江で日本酒めぐりとか食べ歩きしたいな〜」なんて声も聞こえてきました。自然とみなさん仲良くなれるから、おいしい食事とお酒ってすごい!

実はこの日、Kanamiさんのお父さんと叔父さんも参加されていました!

松江市の高田さんにおすすめのスポットやシーズンを教えてもらっている方も。
ちなみにベストシーズンは、11月なのだそう!11月は「神無月」と呼ばれますが、出雲大社がある島根では神様が集まる月ということで「神在月」と呼ばれる特別な月。新蕎麦や蟹もおいしい季節なので、おすすめのシーズンとのことでした。

日本酒を味わい、「ちょっとほろ酔いになってきたかも?」というタイミングで、「青菜と玉子焼きの濃厚しじみ汁」が登場!玉子焼きにお出汁が染み込んでいて、優しい味わい。濃厚なしじみ出汁が沁みる…!

さらに締めには、「玄丹そばのクルミダレがけ」が。薬味は、もうおなじみとなったぼうふうです。

このおそばは、「そばにはちょっとうるさい」というShirokuma KitchenのKoreakiさんが作ったもの。
「松江の『玄丹そば』はそばの実の皮がついたま製粉するので、味が濃く風味が強いのが特徴です。なので、そばの味に負けない濃厚なクルミダレを合わせてみました」。ひと口食べるとしっかりとしたそばの味と歯ごたえ!「普段食べるそばとは全然違う!」との声も。少し甘みのあるクルミダレもとても合います。

お腹いっぱい…!となりつつも、やっぱりデザートは別腹。デザートは「ほうじ茶のミルクプリン」を用意してくださいました。
日本の茶道に大きな影響をもたらした松平不昧公ゆかりの地でもある松江は、お茶の街としても有名です。そのほうじ茶を使ったデザートということで、最後まで松江食材のおいしさを堪能できるメニューでした。

松江のお茶を立ててほっこり

デザートをいただいた後は、みんなでお茶を立ててほっこりタイム。

もちろん松江のお茶です。中之白というお茶をいただきました。

なかなかお茶を立てる機会はないので、みなさんとっても楽しそう!
楽しい夜でしたが、宴もたけなわに。

「これまで島根や松江を知らなかった方も、今日のこの会を通して少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。松江にはまだまだおいしい食べ物もお酒もいろいろあります。ぜひ、遊びに来てくださいね。
最後に、島根らしいオリジナルの締め方で締めたいと思います。今回は4回手を叩く『出雲四丁締め』でお願いします。それではみなさんお手を拝借…いよぉー」
パンッパンッパンッパンッ!

松江の食べ物やお酒、お茶、そしてそれらを培ってきた歴史や文化にみなさん興味津々になっていました。
松江のグルメやお酒、文化をもっと知りたい!と思った方は、ぜひお出かけになってみてはいかがですか?その際は、お腹いっぱいになる覚悟で!

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