その美味しさは水にあり。 北海道上川町の食材を活かしたお料理と日本酒を丸っと堪能!

水が美味しいから、食べ物もお酒も美味しい上川町

こんにちは!KitchHike編集部のTaikiです。

今回は北海道上川町とコラボレーションをした、食を通じて上川町のことを知っていくPop-Upイベントの様子をお届けします。

さて、北海道と言えば「食べ物が美味しい!」というざっくりとした印象があります。北海道旅行を想像したら、頭の中にはジンギスカンやラーメン、スープカレーなどストリートフードが巡る人が多いのではないでしょうか。今回はそんなイメージを払拭するくらい「美味しい!」と言われている上川町のお肉やお魚、お野菜など、素材そのものを活かした料理を作ってもらいました。

左からKanamiさん、Koreakiさん

今回、料理を手がけてくれたShirokuma Kitchenのお二人。「日々の暮らしを少しだけ豊かに、少しだけ良くする」をテーマに、家庭料理をコンセプトに据えたお料理を作っています。
会場にはShirokuma Kitchenさんの料理を楽しみに来ているファンの方々もいらしてました!果たして今回はどんな美味しい食事を作ってくれたのでしょうか。

本日のメニューはこちら。

そもそも上川町の食材がどうして美味しいと言われるのか。その鍵となるのは「水」。
上川町役場の三谷さん、上川町のプロジェクトの一つ「KAMIKAWORK」のTシャツを来て登場。
「上川町は北海道の真ん中に位置し、東京から上川町まで飛行機と車で3時間。意外に近いかもと思う人もいるでしょうし、遠いなって思う人もいるでしょう(笑)。北海道でも有名な温泉地がある観光の街で、大雪山国立公園の麓にあります。そのため大雪山の伏流水が飲めるんです。とにかく水がとても美味しい!」

それではさっそく「いただきます!」。と思いきや、まずは冷え冷えの日本酒で乾杯!皆さん、お隣さん同士お酒を注ぎあい、声のボリュームが瞬く間にアップ。会場に張り詰めていた緊張の糸がお酒を交わすことでほぐされていきます。

今回ご用意してもらったお酒は、上川大雪酒造の日本酒「神川」の純米酒。北海道弁で「飲まさる酒」と言われ、ついつい飲みすぎてしまうほど飲まされるお酒という意味。その名の通り、口当たりは滑らかで、ふわっとした香りが鼻を通り、舌にはフルーティーな味の余韻が残る飲みやすさ。

上川大雪酒造の杜氏である川端さん。「このお酒は、上川町と愛別町、合わせて人口が約6,000人くらいの町だけで売っている限定の純米酒。上川町のセブンイレブンで売っていたりもするんですが、それが信じられないくらい売れています。そのくらい地元のお土産の代表的なものになっています」
アルコール度数が15.5パーセントに対し、残りの85パーセントは水。大雪山国立公園に隣接している蔵であるゆえ、地下15mから汲み上げられた、綺麗な雪解け水を使用しているそうです。お酒には水が何よりも重要です。

それではお待ちかね、ご飯タイムの始まりです!
美味しい上川のお水で育った食材を味わっていきましょう!

まず、つき出しにセロリのピリ辛きんぴら。

続いて、ビーツのポタージュ。なんと色鮮やかなこと。じゃがいもと牛乳、砂糖、塩、お酒のみのシンプルな作り。ディルを添えられて、赤と緑のコントラストがとても美しい。
「ビーツって日常生活にそんなに馴染みがないと思うんですけど、割と香りが強くて、よく土っぽいと表現されます。綺麗な色を生かす形で、じゃがいもと合わせて。あとは、ポタージュってブイヨンを入れることが多いんですけど、最近は野菜の素材がよくなってきているので、素材の味を生かすかたちで」とShirokuma KitchenのKoreakiさん。

三皿目は、なんとアスパラの刺身!

2日前に上川町から届いた鮮度あるアスパラを生で。シャキシャキとした歯ごたえが美味しい!実はアスパラの香りが日本酒とぶつかってしまうと杜氏の川端さんのアドバイスがあったこともあり、皮を剥き、生で食べることでアスパラ独特の香りを抑えたそう。薬味は辛子醤油で、お酒の肴としての一皿!今回は薬味を辛子にフューチャーして、お刺身でもわさびを使うところを辛子にしてみたり色々工夫してみたそうです。

料理を食べるかたわら、なかなか東京では手に入らない日本酒にも興味津々です。

続いて、一気に3皿登場!なんとも美味しそうなお肉料理が並んでいます。

上川の大雪高原牛で作ったしっとりやわらか牛のすき焼き風。煮物ほど煮てはいなく、味付けは甘辛くしたすき焼き風味。大雪高原牛は、大雪山の麓の牧草地で育てられています。

上川のブランド豚でもある溪谷・味豚の冷しゃぶと水菜の白ごま辛子和え。口に入れるとスッと溶けるような味わい。
この豚肉、旨味が強いんです。繊細な味というよりは、ガツンと強い肉のパワーがあるので、それに負けないようなしっかりとした味付けで調理されています。

箸休めには、出汁で和えたプチトマトのあっさり漬け。

「上川町に暮らし始めた頃に、役場の人たちに歓迎会を開いてもらったんです。その時に食べたのがこの溪谷・味豚のしゃぶしゃぶだった。一口食べたら、なんでこんなに旨いのと。まず、上川町で育ったもち米を食べさせている。安全なお肉の証、SPFの規格もほぼ満たしている。それに脂の融点がとても低い。生産者にその美味しさを聞いたところ、そこもやっぱり水だと。豚はものすごく水を飲む。上川町の水ともち米でこの豚は育っているんです」上川町の宣伝大使ばりに、その美味しさを語る杜氏・川端さん。

みなさん、その美味しさを実際に食べて、納得。
美味しいものは人を笑顔にする!やっぱり地元食材は侮れません!

そして、今回の目玉と言っても過言ではない、銀河サーモンの山盛り切り身が登場!
会場から、歓声が上がります。

またしても、杜氏川端さんがその美味しさを教えてくれました。
「これは養殖のニジマスなんですけど、この生産者は非常にこだわっています。普通のサーモンやサクラマスは、みんな一回冷凍をしないと寄生虫が危ないので食べれない。でもこれはそのまま生でも食べられます。冷たい水の中で育つので、生育も遅く、成長は普通のより1.5倍くらいかかるんです。そういう中でも、養殖独特の脂身が出る餌を与えていないんです」

好きな分だけ丼に盛り付けていくスタイル。「こんなにいいの!?」と思いながらも、みなさん、自然と顔がほころんいます。おかわりする人も続出!

ここでもワサビではなく、辛子醤油と一緒に。酢飯は、なんと上川町の大豆の煮汁を使って炊き込んだもの。大豆の煮汁でお米が美味しくなるそう!大豆の煮汁にはたくさん栄養が含まれいる上、旨味が凝縮されているそうです。これは、家庭でも実践したい!

参加者の中には、北海道のイベントだから絶対に美味しいものが食べれる!と思って参加した方や、北海道出身の方、仕事の関係で実際に上川町を訪れたことがある人もいました。

上川町の料理や日本酒をきっかけに、上川町自体に興味を持って来たみなさん。上川町役場の方や杜氏の方とも話が弾みます。層雲峡温泉、氷瀑まつりが観光地として有名ですが、桜のシーズンは5月頭、紅葉は9月の中旬頃から始まるそうで10月が紅葉のピークだそうです。

そろそろ会も終盤。最後を締めくくるのは、もちろん甘いデザート、大豆コーヒーのミルクプリン。

「上にかかっているソースは、黒蜜をベースにして、上川町の大豆コーヒーのインスタントを混ぜたものです」食べてみると、黒蜜の甘さと大豆コーヒーのほろ苦さがミックスして、甘すぎないデザートに。

「上川町では大豆コーヒを作っていて、日本で3,4箇所しか作ってないもの。大豆コーヒー自体も珍しいんですが、それをインスタント化したというのは、日本でまだやっているところがない」と上川町役場の三谷さん、すかさずアピール。料理のアクセントに使えたり、アイスにかけるとティラミスの味のようになって、とっても美味しいそうです!

甘いものを食べて、みなさん至福のときです。

宴もそろそろ終わりに近づいて来ました。

みなさんから締めの言葉を。

Shirokuma KitchenのKoreakiさん

「何度か自治体コラボPop-Upに関わらせいただいていますが、まだまだ知らない食材はあります。地元の人しか知らなかったり、地元の人が見向きもしなかったりする美味しいものが世の中にはあって、こういう形で食材を用意してもらって、それで何を作るかというのは楽しいし、美味しさを探せるので、また今後もやりたいと思います!」

本日もShirokuma Kitchenさんの素材を活かした家庭料理に射止められた参加者もいたのではないでしょうか。

「やはりこうやって上川町の食材と自分たちが作ったお酒をみなさんに飲んでもらって、食べてもらうのは、上川町でお酒を作っていて一番のが喜びであります」と杜氏の川端さんも喜びの言葉。

最後に、上川町役場の三谷さんから「今回は食を通じてみなさんと交流させていただきましたけれども、風景だったり人だったりすごくいいので、ぜひ杜氏に上川町まで会いに来てください!(笑)」

嬉しいことに、先ほどのデザートで使われた大豆コーヒー「HOKKAIDO TOYOMIZUKI SOY COFFEE」のインスタントがお土産で配られました!

また上川大雪酒造のお酒、上川町と愛別町でしか販売していないというお話でしたが、東京の銀座Sixのいまでや銀座で購入できるそうです。いますぐにでも銀座に駆け込みたい!

水が美味しければ、それに比例してその地域には必ず美味しい食材が溢れています。上川町の雪解け水によって育った牛や豚、魚や野菜、そして日本酒。今回は、その美味しさを十分に体験できたみなさん。北海道を訪れる際は、札幌や函館、小樽に限らず、ぜひ上川町へ足を伸ばしてみてくださいね。その際は、ぜひ大雪山連峰の雪解け水をご賞味あれ。

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