沖縄・宮古島から直送!有機農法で育ったサトウキビを丸かじり!沖縄の風を感じる、美ら蜜スイーツ&ランチ会レポート

こんにちは!キッチハイク編集部のTomokoです。

オルタナティブファーム宮古の「きびおじさん」こと松本克也さんが、黒糖シロップ「美ら蜜」シリーズを作りました。そこで、サトウキビの魅力と美ら蜜を使ったお料理&スイーツを堪能するランチ会を開催。宮古島で育てた有機栽培のサトウキビを使ったお料理&スイーツを作ってくださったCOOKはナチュラルフードコーディネーターのMASAO&YUIさんです。ではさっそく、ランチ会の模様をお伝えします。

「生さとうきび」を丸かじり!

みなさん。突然ですが、生のさとうきびをかじったことはありますか? 

乾杯前に、オルタナティブファーム宮古の松本克也さんが参加者にサトウキビを配布。さっそく一口かじってみると……。

繊維質が多いサトウキビは、かじるとシャリシャリと音がするんです。そして、じわ~っとやさしくまろやかな甘さが口いっぱいに広がります。

みんなでかじってみると、会場がシャリシャリとした音に包まれ、なんだか宮古島に行ったような気分に。

今回は、宮古島で作ったサトウキビがテーマ。サトウキビを使ったお料理&スイーツを味わう会です。さて、どんなサトウキビの魅力に出会えるのでしょうか。

鮮度がいのち!のサトウキビ

サトウキビの栽培について、松本さんに聞いてみました。「サトウキビは1年~1年半かけて栽培します。栽培で最も気を使うのは、苗の植え付けから発芽までの時期。そして最も大変な作業は、1本1本手刈りをする収穫作業です。そして、収穫してからジュースにするまでは手早く作業を進めなければいけません」

硬くて保存がききそうなサトウキビですが、実は鮮度がいのち! 生鮮作物なので、収穫して30分もすると酸化や発酵が進み、味が変わってしまうんだそうです。

そのため、オルタナティブファーム宮古が黒糖を作るうえでこだわっていることは3つ。
1.生鮮作物として仕上げる
2.生きた土で作る
3.丁寧な焚き上げ
なのです。

おいしくつくるポイントは、「収穫したて」「しぼりたて」「焚きたて」の3たてです。こだわりとポイントをしっかり守って、オルタナティブファーム宮古では黒糖を使った様々なシロップ「美ら蜜」を作っています。

黒糖シロップ「美ら蜜(ちゅらみつ)」ソーダで乾杯!

美ら蜜は、オルタナティブファーム宮古が栽培する有機サトウキビを原料に、伝統技術に基づく手仕事で作ったオリジナルの黒糖シロップシリーズです。

美ら蜜に9種類のナッツとフルーツを漬け込んだ「Nuts & Fruits Pot 」や水やソーダで割って飲む「心にやさしいコーラ 4倍薄めて!」「風が吹き抜けるジンジャーエール 4倍薄めて!」、バタートーストに合う「笑顔になるバタートースト そのままかける!」があります。松本さんは、黒糖をシンプルにおいしく食べられるようにと、この美ら蜜シリーズを考えました。ジンジャーエールやコーラはミルクで割って飲むとチャイのような感じになり、ホットでもアイスでもおいしく飲めるアレンジが楽しめる黒糖シロップなのです。

乾杯のドリンクは、「心にやさしいコーラ 4倍薄めて!」と「風が吹き抜けるジンジャーエール 4倍薄めて!」のソーダ割。参加者の明るい「カンパイ」の声が会場内に響きます。

コーラとジンジャーエールに使っている美ら蜜は、サトウキビジュースを糖度70度まで煮詰め、様々なハーブを加えて作っているシロップです。続いて、精製前のお砂糖を試食してみました。ちょっとザラザラしてミネラルが感じられます。サトウキビジュースもそうですが、精製前のものを味わえるなんて、貴重な機会です。ちなみに、サトウキビは、12月中旬が収穫時期。季節によって糖度が変わるんだそうです。やさしい甘さを感じましたが、生のサトウキビの糖度は約20度。ちなみに、スイカの糖度は12度、完熟マンゴーは15~16度だそうです。意外と糖度が高いんですね。

沖縄に縁があるCOOK、がじゅま~るさん

今回のお料理&スイーツを手掛けたのは「がじゅま~る」のMASAO&YUIさん。名前の由来は、植物の「ガジュマル」と沖縄の方言の「ゆいま〜る」からきています。ガジュマルの花言葉には「健康」という意味があり、オーガニックな選択をすることで健康になってほしい、そして平和を願いみんなで助け合って生きていく……、そんなメッセージが込められています。

沖縄には、MASAOさんの親しい友人たちが移住をしたりと、気がつけば様々な繋がりが濃くなっていった場所。以前、2人で沖縄へ旅行した時に古民家で食べたあぐ〜豚の角煮や手作りのジーマミー豆腐のお料理など、沖縄の味を思い出しながら今回のメニューを考えたとのことです。

黒糖を使ったお料理&スイーツの数々

それでは、美ら蜜シリーズや宮古島の食材を使ったお料理&スイーツをご紹介しましょう。
◎あぐ〜豚のしゃぶしゃぶサラダwith 宮古味噌を使ったりんごソースドレッシングやわらかいあぐ~豚のしゃぶしゃぶは、口の中でふんわりとほどけていきます。宮古味噌を使ったリンゴのソースドレッシングには、美ら蜜のジンジャーエールのシロップを使いピリッとした風味が味のアクセントになっています。
◎海ぶどうとサーモン、アボカドのカルパッチョ
海ぶどうのプチプチ感がたまらない。海を感じさせる一品です。

◎なまり節のリエット with 天然酵母バケット
燻製の香りがほんわりとただようなまり節のリエット。なまり節を初めて食べる参加者からは「食べやすくておいしい」との声。

◎あぐ〜豚のローストポークwithマンゴーサルサソースあぐ~豚のローストポークは噛み応えのある厚さなので、肉の味がじわーと感じられます。さわやかで甘酸っぱいマンゴーサルサソースのがあぐ~豚によく合います。「あぐ~豚を初めて食べた!おいしい」という参加者の声も。

◎ジーマミー豆腐の揚げ出し豆腐ジーマミー豆腐をごま油で揚げた揚げ出し豆腐。サクっと揚げた熱々の豆腐をすくうとトロ~と伸びるんですね。筆者は伸びるジーマミー豆腐を、初めて見ました。◎あぐ〜豚の【美ら蜜】コーラ煮

美ら蜜コーラを使って煮たあぐ~豚の角煮。コーラのスパイシーな感じがよく出ています。甘さがほんのりあって、やわらかく煮たあぐ~豚はお酒のつまみにピッタリ。

◎ぐるぐる宮古そばの濃厚カルボナーラドラゴンフルーツ、ウコン、ゴーヤをそれぞれ練りこんだ宮古そばの麺はきれいな3色。一緒に茹でたもちもち麺に濃厚カルボナーラをあえます。麺の味わいを感じられたカルボナーラでした。

◎ジーマミー豆腐のアイスクリーム 美ら蜜 Nuts &Fruits potがけジーマミー豆腐とクリームチーズを練り上げアイスクリームに。そこへ美ら蜜 Nuts & Fruits potをかけました。アイスの塩味と美ら蜜の甘みがほどよく溶け合い、ナッツとドライフルーツの食感がアクセントになります。

◎自家製ワッフルの美ら蜜バタートーストがけ
サクサクした食感のワッフルは、がじゅま~るの自家製で、美ら蜜バタートーストがよく合います。黒糖のミネラル感がいいですね。
◎美ら蜜バタートースト(黒糖蜜)の豆乳カフェオレ
美ら蜜バタートーストを加えほんのりした甘さの豆乳カフェオレ。ワッフルによく合います。

フライパンで挑戦!黒糖づくり体験

続いて、美ら蜜を使った黒糖作り体験です。
黒糖はサトウキビのジュースを煮詰めて作ります。サトウキビのジュース500gから100gの黒糖ができます。5分の1にまで煮詰めていく、根気が必要な作業です。

今回は、手軽にできるようすでに煮詰められている美ら蜜を使いました。鍋に入れた美ら蜜を煮詰めていくと、だんだんと甘い香りがしてきます。それがカラメルの香りになり、ブクブクと大きな泡が生まれます。白っぽくなってきたら出来上がりに近づいてきたサイン。紙の上に煮詰まった黒糖を広げて冷まします。ゴマやフレークを入れると、まるでお菓子のよう。オルタナティブファーム宮古では、黒糖づくり体験を実施しています。宮古島で作る黒糖の味は格別でしょう。

参加者の感想

サトウキビ&黒糖体験を堪能した、参加者の皆さんの声を見てみましょう。

「サトウキビの秘密や黒糖が出来るまでの貴重なお話が生産者の方から聞ける贅沢さは格別でしたそして、がじゅま〜るさんのお料理には1つ1つにわくわくする一手間や驚きがありとても勉強になりました〜😊どれもとーーっても美味しかったですー!!楽しい時間をありがとうございました!!」「宮古島の黒糖蜜を使った商品のお料理はもちろん、その他にも宮古島の食材をふんだんに使ったお料理ばかりで宮古島づくしのご馳走でした!中でも黒糖蜜のコーラはスパイスの香りが高く、上品な味わいでした。このシロップを使ったアグー豚の角煮も絶品でした!

デザートではナッツやフルーツの入った黒糖蜜をかけたアイスをいただきました。ジーマミー豆腐とクリームチーズから作られたさっぱりとした味わいに深い味わいの黒糖蜜がぴったりで、とても美味しかったです!」

 

サトウキビも宮古島も魅力がいっぱい

サトウキビを使った食イベントを初めて開催したオルタナティブファーム宮古の松本さんに、今回のイベントの感想をお聞きしました。「サトウキビをかじって頂いてそのやさしい甘さを感じてもらったり、ふだん召し上がっていただくことのないできたて熱々の黒糖を食べていただいて、参加者のみなさんが喜んでいらっしゃった様子を見ることができてうれしかったです。

参加者のみなさんとは、宮古島の紀行風土についてお話したり、お料理の感想をお伺いしたりしました。特にジーマミー豆腐の揚げ出しが人気でしたね。

サトウキビの魅力や宮古島の魅力を知ってもらえ、とてもありがたい機会を頂いて感謝しています。美ら蜜を含む宮古島の様々の食材を、おいしく華やかなお料理にアレンジして頂いてうれしいです」生のサトウキビをかじってみたり黒糖づくりを体験したりと、サトウキビの魅力をたくさん感じました。

「美ら蜜」の黒糖は食材の味を引き出す

がじゅま~るのMASAO&YUIさんに、今回のイベントのお料理&スイーツについて、工夫したところをお聞きしました。

「黒糖蜜を使ったスイーツはもちろんのこと、料理の中でこの自然の甘さとコク、配合されたスパイスを活かしたい!と思い、試作の段階では様々な食材と合わせてみました。
お肉も、鶏肉から牛まで幅広く合わせてみたのですが、最終的に豚の脂身と黒糖蜜のコクが一番マッチしました。地産地消ではないですが、やはり豚も宮古産のあぐ〜豚との相性が一番よかったですね。

不思議と自然栽培の食物は、育った土地の味わいやパワーを慣行栽培の食物よりも強く感じます。きっと、その土地の水、栄養、空気や作り手さんの思いをたくさん吸収して育つからだと思います。
だからこそ、地のものと合わせた時、さらにその美味しさは倍増する!と今回のイベントで黒糖蜜と宮古島産の食材をかけ合わせてみて強く感じました!」

「美ら蜜の黒糖は、他の黒糖と違ってあまり主張しすぎない黒糖の風味とコク・甘さが絶妙なバランスだなと感じました。他の黒糖で同じ量を料理の中にいれると、おそらく味のすべてが黒糖!という感じになりがちなのですが、美ら蜜シリーズの黒糖は他の食材との調和が取りやすく、料理の中においても味醂や砂糖の代用としてほんの少し加えるだけで、コクと味に奥行きがでます。

なので、今回はサラダのドレッシングとも配合したり、豚の角煮の甘さとスパイスにもコーラシロップを使わせてもらいました」

黒糖を使ったお料理が続きましたが、素材の味を感じることができ甘さが印象に残らないお料理でした。その理由は、やはり、美ら蜜にあったんですね。

お土産はミルクジャムの黒糖版

お土産のミルクジャム黒糖版は、新商品として検討しているとのこと。パンにそのままつけても、トーストでもおいしいジャムです。キャラメルほど香ばしくないので、なんでもあいそう。2020年2月に発売されるとのこと。待ち遠しいですね。

イベント前は、甘いお料理がたくさん出てくるのかな?と思っていたのですが、美ら蜜のおかげで、素材の味を感じさせるおいしいお料理をたくさんいただけました。サトウキビや黒糖の奥深さを感じた機会でした。宮古島でサトウキビ体験をすると、さらに魅力を感じるでしょう。宮古島に行きたくなってくるようなPop-Upでした!