今回は「こうちのエコ野菜」を使ったおいしいレシピをご紹介します。レシピはCOOKのMasaoさん&Yuiさんから5品、そしてHirokoさんから5品と、たくさんのおいしいレシピを教えていただきました!
「こうちのエコ野菜」とは?
「こうちのエコ野菜」とは、高知県の自然の仕組みを駆使し、化学農薬を極力減らした農法「エコシステム栽培」で作られている野菜のこと。高知県は日照時間と雨量にも恵まれ、野菜を作るにはうってつけの土地なんです。県全体で「安全安心は当たり前」という考えを持ち、天敵昆虫を活用した害虫対策など自然の力を使った栽培に取り組んでいます。
Masaoさん&Yuiさんのヘルシー&ガッツリ野菜ごはん!
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ぴゅあトマトのコンフィ
材料2〜3人分
- ぴゅあトマト……4個
- にんにく……1片
- 塩……ひとつまみ
- 胡椒……少々
- オリーブオイル……適量
- ドライバジル……適量
作り方
- トマトを沸かしたお湯につけ冷水に晒して湯剥きし、食べやすい大きさにカットする。
- にんにくをみじん切りにする。
- オリーブオイルをハケで鉄板に塗る。
- トマトを並べてオリーブオイルを塗り、みじん切りしたにんにくを上に散らす。
- オーブンで90分焼いて出来上がり。
レシピのポイント
低温でじっくりと焼いたトマトは、糖度の高いトマトでなくても、熱で乾燥させる事で甘みが凝縮され濃厚な旨味になります。
小なすの揚げ浸し
材料 2〜3人分
- 小なす……15個くらい
- 昆布出汁……200cc
- てんさい糖……大さじ1
- 醤油……大さじ1
- しょうが汁……小さじ1
- みょうが……3本
作り方
- 小なすのとがりを取ります。
- 小なすに包丁で縦に切り目を入れます。
- 小なすを油であげます。
- 昆布出汁、てんさい糖、醤油を入れて温め、しょうが汁とみょうがのみじん切りを合わせておきます。
- 揚がった小なすを「4」に入れて出来上がり。
レシピのポイント
揚がった小なすを熱い内にだし汁と合わせると味が馴染みやすくなります。
ズッキーニとピュアトマトのラタトゥイユ
材料 2〜3人分
- なす……1本
- ズッキーニ……1本
- ピュアトマト……2個
- にんにく……1片
- オリーブオイル……適量
- ブラックペッパー……適量
- パセリ……適量
- トマト缶……1/2缶
作り方
- なす、ズッキーニ、トマトを輪切りする。
- オリーブオイルでにんにくを炒めトマト缶を投入して煮詰める。
- 煮詰まってきたら弱火にして、なす、ズッキーニ、トマトを並べ、塩を振って蓋をする。
- 4分程経ち、ズッキーニが柔らかくなっていたらブラックペッパー、パセリをふって完成。
レシピのポイント
フライパンひとつで完結する、とても簡単な一品。さらに見た目も華やかな料理ですよ。
ゆずの甜菜糖ジャム
材料 作りやすい分量
- ゆず……4〜5玉
- てんさい糖……ゆずの外皮と実 (わたを取り除いた)の重量の約90%
作り方
- ゆずは皮を塩で一度もみ洗いしてから、外皮、実にわける。
※皮はできるだけわたの部分を削ぎ、ひたひたの水をはった鍋で茹でこぼす。 - ゆずの皮は千切り、実はフードプロセッサー (もしくは包丁で)で細かくする。
- ゆずの皮と実、甜菜糖を鍋に混ぜ合わせる。
- 約5~10分ほどふつふつする火加減で煮る。
- アクをとったら完成!
レシピのポイント
ゆずの香りと美味しさをまるごと味わえる贅沢なゆずジャムです。さらに、身体にも優しいてんさい糖を使っているのもポイントです。注意点としては、皮を茹でこぼす時と、最後に煮る時は時間が長すぎるとゆずの香りが飛んでしまうこと。お気をつけくださいね! 出来上がったものは、煮沸した瓶などに保存して、パンやヨーグルト、お野菜のマリネなど、多岐にわたって使えます♪
重ね煮野菜の豆乳味噌茶漬け
材料2〜3人分
- しいたけ……1パック
- 玉ねぎ……1玉
- 人参……中1本
- 無調整豆乳……360ml
- 水……240ml
- 米味噌……約60g
- 白すりごま……適量
- やきおむすび……1個
トッピング用
- みょうが……千切り
- 生姜……千切り
作り方
- しいたけ、にんじん、玉ねぎを薄切りにする。蓋付きの鍋にひとつまみの塩 (分量外) を振り、その上に「しいたけ→玉ねぎ→にんじん」の順で重ねる。蒸気がもれないように蓋をし、とろ火で40分ほど火にかける
- 鍋からいい香りと水分が出始めたら、一度混ぜ合わせ、さらに蓋をしてとろ火で20分火にかける。
- 鍋に水を入れ、味噌をとき、豆乳をいれる。
- 最後に白すりごまを好みの分量を入れ、焼きおにぎりにまわしかけ、トッピングにみょうが・しょうがをもりっと盛り付けて完成!
レシピのポイント
豆乳の豆臭さが気になる方は、すりごまを多めに入れるとコクが出てポタージュのような味わいに☆トッピングのみょうがとしょうがはできるだけ細く千切りすると風味がより楽しめますよ。
Hirokoさんの一緒に作ろう、つくりおきのおかず!
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ついついつまみたくなる!たたききゅうり
材料3〜4人分
- きゅうり……3、4本
- みょうが ……1個 千切り
- しょうが……お好み すりおろし
- にんにく……1片 すりおろし
- 塩……小さじ2
- ごま油……大さじ1
作り方
- きゅうりは、めん棒などをつかってたたき、適当な大きさにちぎる。
- ボウルにきゅうりとすりおろしたしょうがとにんにくを加え、和える。
- 少しおくと、きゅうりから水分が出てくるので捨てる。
- 食べる直前にごま油をたらし、和える。
- 最後にみょうがを散らして出来上がり!
レシピのポイント
そのままで食べても美味しいきゅうりを更に美味しく仕上げました。きゅうりは身体を冷やす素材といわれ、なるべく冬には避けたい人もいるかもしれませんが、その対策として身体を温めるみょうがとしょうがを使用してます。
100%pureのトマトゼリー〜手作りしょうがシナモンシロップをかけて〜
材料 4人分
100%pureのトマトゼリー
- トマト……400g(おすすめはぴゅあトマト)
- 寒天……4g
しょうがシナモンシロップ
- しょうが……50g スライス
- てんさい糖……100g
- シナモン……1本
- 水……200cc
※あくまでも目安なので調整をしてください。
作り方
100%pureのトマトゼリー
- トマトをよく洗い、ミキサーにかける。
- 鍋に移しかえ、火にかける。ふつふつとしてくるまで良く温める。この際、焦げない様に、ずっとかき混ぜる。
- 分量の寒天を加え、ダマがなくなるように、泡立て器でよくまぜこし器で、漉す(その際に、皮とトマトが除かれる)
- 型に流し込み、冷蔵庫で固める。
しょうがシナモンシロップ
- しょうが、てんさい糖、水を鍋にいれ、しばらく煮詰める。
※甘さと濃度はお好みで調節してください。 - ほどよく煮詰まったら、シナモンスティックを加え、さらに煮る。
レシピのポイント
トマトを丸ごと使い、あえて味付けをしないことで、その時のトマトの味を楽しむことができるゼリーです。トマトは身体を冷やす食材なので、夏は積極的に食べてもらいたいのですが、寒くなると少し気になるもの……そんな時は身体を温めることが出来る生姜をうまく取り入れてみてください。一緒にしょうがのシロップと食べることで身体を温める事が出来ます。しょうがは皮の近くに有効成分がありますよ。
薬膳たっぷり血巡り良くなる麻婆茄子
材料3〜4人分
- 長なす……5、6個 乱切り
- 長ねぎ……1本 みじん切り
- 合い挽き肉……300g前後
- 生椎茸……3、4個 みじん切り
- しょうが……お好み みじん切り
- 豆板醤……小さじ1
- 味噌……小さじ1
- 塩……小さじ1
- 甘酒……大さじ1 お好みで
- 五香粉……少々 お好みで
- 花椒……少々 お好みで
- ごま油……大さじ1
作り方
- 下準備として切ったなすは水につけてアクを抜く。
- フライパンにごま油をひき、しょうが・にんにくを香りがでるまで炒め、長ねぎをいれる。
- 色が変わるまで炒めたら、椎茸をいれ軽く炒める。
- そこに合い挽き肉をいれ、色が変わり油がでるまで炒める
- 豆板醤と味噌を加え、軽く炒め、甘酒を加え味を馴染ませる。
- なすを加え、火が通るまで炒める。
- 必要に応じて塩で味を整え、お好みで一味唐辛子や花椒、五香粉で調整して出来上がり♪
レシピのポイント
薬膳の観点からみると、なすは血のめぐりを良くする作用や身体の熱を冷ます作用があり、水分の代謝を促します。なすは油と相性がよく、油を使った料理は特に美味しいですね。なす自体は水分が多く、油をよく吸収する性質があり、今回はごま油を使用しました。なすには「ナスニン」と呼ばれる栄養成分があります。これを摂取するには、皮も一緒に食べることが大切なので、こうちのエコ野菜なら安全安心です!
こうちのエコ野菜のニラと海老炒め
材料2人分
- むき海老……1カップ 冷凍でもOK
- ニラ……1/4束 4cm位のざく切り
- みょうが……1個 千切り
- しょうが……30g すりおろし
- 塩……小さじ1
- 胡椒……少々
- 黒ごま……大さじ1
- ごま油……大さじ1
作り方
- 下準備として、冷凍の海老の場合、解凍しておく。
- フライパンにごま油をひき、しょうがの香りが出るまで炒めたら、海老をさっと炒める。
- ニラをいれて軽く火が通るまで炒め、塩胡椒で味付けをして、黒胡麻をふりかける。
- 最後にみょうがを飾り、出来上がり♪
レシピのポイント
ニラは腎の働きを高め、身体を温めます。足腰の冷え腰痛の改善にも期待ができると言われています。香り成分の硫化アリルには、血液をサラサラにする効果が期待できます。免疫力を高めてくれるので風邪予防にもいいです。
手作りゆずポンで食べる鰹のタタキ
材料4人分
- 鰹のタタキ……4人分
- 小ねぎ……1束 みじん切り
手作り柚子ぽん
- 醤油……大さじ4
- みりん……大さじ4
- ゆずの果汁……大さじ4
- てんさい糖……小さじ1
- 昆布……1枚 (4cm×4cm程度)
作り方
- 手作りゆずポンの材料すべて混ぜて半日〜1日おく。
- 小ねぎはみじん切りにする。
- 食べやすい大きさにカットした鰹にたっぷりの小ねぎをかける。
- 手作りゆずポンをかける。
レシピのポイント
高知では手作りのゆずポンが家庭の食卓に並ぶといいます。そんな本場の食卓にならぶゆずポンを気軽に作ってみませんか?本物のゆずをたっぷり使うので、高知を味わうことができる贅沢なポン酢です。Pop-Up中でも、「美味しいからなんにでも合う!」と好評だったレシピです!プラスでみょうがを追加してもOKです。みょうがは、殺菌や解毒の作用もあるので、刺身と一緒に食べることをお薦めします。また独特の香りは食欲を誘います。
いかがでしたでしょうか?
「こうちのエコ野菜」はおいしいだけでなく、手の届きやすい価格が魅力的でもあります。つまり、食べる私たちにとっては安全安心かつ、お財布にも優しい野菜なんです。皆さんも店頭で見かけたら是非、手に取ってみてくださいね。