星の数より笑顔の数で!映画「料理人 ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命」11/14(土)〜 いよいよ公開!

こんにちは、食欲の秋真っ盛りですね。KitchHike編集部ライターのスズキです。

今回はこんな季節にぴったりの映画、「料理人ガストン・アクリオ 美食を超えたおいしい革命」をご紹介します!

ペルーから世界を変える料理人 ガストン・アクリオ氏!

「ペルー料理」というと、どんなイメージがあるでしょうか?

じゃがいもやトマト?唐辛子?これだけ世界中の料理を食べられる日本でも「今日はペルー料理を食べに行こう!」という機会もまだ少ないですよね。

しかし今や世界中から注目されているペルー料理。世界のベストレストラン50にも、とあるペルー料理レストランが数年来上位に選ばれています。そのレストラン「アストリッド・イ・ガストン」のオーナーシェフこそ、この映画の主役ガストン・アクリオ氏なんです。

ペルー料理の素晴らしさ、文化を世界に発信し国をも変えたと言われている彼は国民から大統領並み(!)の圧倒的な支持を得ています。その愛されっぷりは彼が行く先々で人々が集まり、子供も大人もみんな笑顔が溢れている様子から伝わってきます。

まだ政治家でも革命家でもない、ひとりの料理人・ガストン氏が料理で世界を変えたおいしい物語です。

料理学校の生徒たちとの1コマ。みんな素敵な笑顔!
1911726_787880727892778_1773266722_n
レストラン、アストリ・ガストンの新店に引っ越した日の集合写真。愛されていることがわかる1枚ですね。

映画に登場する、美しすぎる料理とラテンアメリカの音楽!

素材の美しさが際立っています!
新鮮な素材の彩りが美しい。見ているだけ溜息が出ます。まるでアートですね!

ペルーの代表的料理・セビーチェで魚介類がたっぷり。そしてこの見た目の鮮やかさ!こんなのを全編通して見せられたら…お腹が空かない訳がありません。

ガストン氏が若手シェフの試作に「もっと野菜をたくさん使ってカラフルに」とアドバイスするシーンも。彼のこだわりからこの美しく、美味しそうすぎるペルー料理が生まれています。劇中のバリエーション豊かなラテンの音楽もあいまって、食欲がかき立てられること必須。

ペルーの代表的料理、セビーチェ。豊かな海に恵まれたペルーだからこその料理。

「フライパンを振っているだけが料理人ではない」

12ヵ国50店舗を超えるレストランのシェフで自ら腕を奮いながら、世界中を飛び回るガストン氏。貧しい子供たちが料理人になれるよう砂漠の中に学校を立てたり、生産者には自ら会いに行き話を聞いたり。

そして、彼はこう言います。「フライパンを振っているだけが料理人ではない。」1つのレストランのオーナーがここまでするとは…というほどの情熱あふれる姿に、料理人のイメージも変わります。

標高3850メートルの土地でキヌアを育てる女性たち。彼女たちの元にも自ら足を運びます
標高3850メートルの土地でキヌアを育てる女性たち。彼女たちの元にも自ら足を運びます

「料理で世界は変えられる。」

を信念にペルーの文化、国を変えたガストン・アクリオ氏。誰も成し得なかったことをした彼ですが周りへの感謝、素材や自然、国への愛を忘れず、いつもフレンドリーで笑顔。そんな彼と旅をした気分で楽しめる、おいしいけどおいしいだけじゃない映画でした。

そしてそして!KitchHike Magazineの読者なら、皆さんご存知の太田哲雄シェフからコメントが届きました!何を隠そう太田シェフは、ペルー時代にガストン氏の元で働いていたのです。

太田哲雄シェフからコメントをもらいました!

DSC_0176 のコピー
太田哲雄 :料理人を志し、19歳でイタリアへ。その後イタリアの名だたるレストランや、「世界一予約の取れないレストラン」として有名なスペイン「エル・ブジ」、世界のベストレストラン50に選出される、ペルー「アストリッド・イ・ガストン」などで経験を積む。2015年6月に日本に帰国。最近では、未知の食材と土着の食文化を求めて単身アマゾンへ。

– 太田哲雄シェフ

「ああ、ガストン・アクリオ、この名前を聞くたびに私の中で気持ちが高ぶります。

彼がいたから今の私がいる。人生とはつくづく面白いなと思う毎日です。ペルーに渡ったきっかけはガストンに会ってみたくて、彼がどんな料理を作っているのかを見てみたかったから。

私たちが生きていく中で欠かす事ができない食。おいしいものを食べると気分が高まり、皆、笑顔になります。

ペルーは国民の50%以上が貧困層です、しかし、私がペルーに渡って見たのは、食べることを心の底から愛している人達でした。食べるって、作るって、面白い! 長らく料理の世界で仕事をしている私ですが、改めて食の可能性や力に気付かされました。日本との歴史的な繫がりも長く、もう120年になります。

ガストン・アクリオ、彼は料理人の枠から飛び出して革命家の地位まで昇り詰めているように思います。食が国を変えた。世界中探しても今まで彼のような存在の人はいなかったのではないでしょうか?資源、食材大国ペルー。今のペルーブームを作ったのは間違いなくガストンです。

映画の中に出てくる人達は、満面の笑顔で楽しそうに料理と接しています。上下関係もあることはあるのですが、日本のように硬くなく、すべての従業員を家族として接するペルー。近年、日本でも気薄になってる人間関係、ペルーは日本で失われつつある、人の温かみを気付かせてくれる国です。

さあ、皆さんも食を通して幸せを分かち合いたい、そんな気持ちにさせてくれる映画を観に行きませんか?この映画を通して少しでもペルーに興味を持って頂き、ペルーに飛び立つ日本人が増える事を祈っています。

星の数より笑顔の数で!」

太田シェフトークショー@11/14(土)&上映情報

料理人ガストン・アクリオposter表

 

上映情報: 11/14(土)より、シアター・イメージフォーラム(渋谷)ほか、全国順次公開

*トークショーは、11/14(土)15:00の回 上映後、16時頃から。

ゲスト: 太田哲雄さん(料理人)

会場: シアター・イメージフォーラム(渋谷)

監督: パトリシア・ペレズ
配給: スタイル・ジャム
ペルー・アメリカ/2014/75min/カラー/ドキュメンタリー
©2014 Chiwake, Films, All Rights Reserved


いかがでしょうか?

今までになかったジャンルと世界観の映画かと思います。料理人の可能性をさらに大きくするガストン氏の生き様を観てみませんか?料理が世界を変える、その瞬間に立ち会いましょう。

そして公開初日の上映後には、太田シェフのトークショーもあります。2016年まで年をまたいでのロングランになること間違いなしですね。

さあ、早速映画を観に行って、ペルー料理を食べに Vamos!