【日本の民食】岐阜のご近所ごはん会「マニマニ会」とは?

こんにちは!KitchHike編集部のKodaiです。
今回は国内でじわじわと広がりつつある「民食 (みんしょく)」事情についてお届けします。

誰かの食卓にごはんを食べに行く食事の行為である「民食」。

今回ご紹介するのは「マニマニ会」!これは岐阜のゲストハウス「ホステルマニマニ」で毎月第3金曜日に開催されているご近所ごはん会のことです。

ご近所ごはん会といっても会場はゲストハウス。つまり、遠方から来られた宿泊客の方と、ご近所の方と、みんなでごはんを食べるんだそうです。

「マニマニ会」のはじまりは、このゲストハウスのオープン記念パーティーでのこと。「ホステルマニマニ」オーナーであるあきらさんのご友人が、ご近所の方を集めてパーティーを開いてくれたのがきっかけ。その時、あきらさんは「もっとこういう会があれば楽しいのに」と感じたそうです。
しばらくしてまたご近所の方に呼びかけてみたところ、あきらさんが想像する以上の人数が集まってくれたそうです。そこから時々ご近所ごはん会を開催するようになり、現在の「マニマニ会」が生まれました。

以前、私が岐阜を訪れたときにこの「ホステルマニマニ」に宿泊をしたことがあります。

あきらさんに案内された共有のスペースでくつろいでいると、どなたかがいらっしゃったので、話かけてみました。すると、宿泊客だと思ったその方は、なんとご近所の方だったんです。あきらさんは「マニマニ会」の開催日ではなくても、宿泊客に楽しんでもらえるようご近所の方々を呼んでくることもあるんだそうです。

嬉しいことに、その晩は地元のみなさんからたくさんのお話を聞かせてもらったり、オーナーのあきらさんからは岐阜の赤味噌を使ったお料理を振舞っていただきました。こんな風にその土地ならではのものを地元の人たちと一緒に味わい、楽しませてくださったあきらさんの粋な計らいに強く感激したのを今でもはっきり覚えています。

食卓が開かれた場所になることで、岐阜の日常を垣間見ることができたひととき。ホステルマニマニには、「同じ釜のごはん食べること」を通じて、宿泊客もご近所の方も自然と交流できる仕組みがあったように思えます。

あきらさんは、こんな風にご近所の方と宿泊客が楽しそうに会話をしている姿をみるととても嬉しく感じるのだそう。


みんなでごはんを食べるのは楽しい。
一緒に食べる誰かがいるから作りたい。
作ったものをみんなに食べてもらいたい。
そして、例え、誰かがせっかく作ってくれたものでも、まるで家族のように「お〜い。もうちょっと塩が欲しいな〜」とか「ちょっと醤油が多いぞ〜」なんてツッコミを入れながらでも、一緒に食べたいんです。

と、オーナーのあきらさんは言います。

オーナーのあきらさん。岐阜まつりのとき!

あきらさんが営む「ホステルマニマニ」。ここには思わず「ただいま〜」と言いたくなるそんな温かみがあります。みんなでごはんを食べるからこそうまれる繋がり。食を通じて、また帰りたくなる場所ができるってとても素敵なことだと思います。
一緒にごはんを食べるという行為には、地域も世代も超えて人と人をつなぐチカラがある、そう感じずにはいられませんでした。

日本でも民食はじわじわ広まってきています。
こんな場が日本各地にどんどん広がれば、とても心豊かな社会になっていくはずです。
そんな未来を目指して、KitchHikeはこれからも国内外で行われている「民食」、つまり、”みんなでごはんを食べる”「みん食」シーンを作り上げていきます。

▶︎「民食」について詳しく解説します!

「民食」をするなら「みんなの食卓」!毎週開催されています。

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誰のごはんを食べに行く?