【世界の民食】930万人の大昼食会「ビッグランチ」がイギリスを救う?

こんにちは、KitchHikeマガジン編集部のMasatoです。
本日は世界でもひろがる「民食(みんしょく)」の海外事例について!

前回取り上げた、レストランデイは、世界的な盛り上がりを見せていましたね。

今回紹介する「民食」のはこちら。イギリスの「The Big Lunch(ザ・ビッグランチ)」
年に一度、地域の人たちが集まってランチを食べる、英国の一大食ムーブメント。
Photo from The Big Lunch
Photo from The Big Lunch

地域のつながりを深め、より豊かなコミュニティをつくる。
年に一度、”お昼のひととき”を共有することで。
環境と社会の共生をテーマに活動するチャリティー団体”The Eden project”の呼びかけによって2009年に始まりました。ランチの形式・場所・人数は自由。
ご近所どうし、庭先で交流するもよし。学校やビーチでわいわいするのもよし。
ビッグランチの日は、まさに地域をつなぐ”おいしい”懇親会。
Photo: The Big Lunch
Photo: The Big Lunch

Photo: The Big Lunch

2016年には英国90,000ヵ所でのThe Big Lunchが開催されました。参加者は合計730万人。
さらに、今年6月に行われた2017年度はなんと930万人まで増加。
これはイギリス全人口の14%にあたり、国民の7人に1人が参加した計算になります。
Photo: The Big Lunch

英オックスフォード大学は、The Big Lunchの「民食」効果を研究しています。
同大のアンケート調査によれば、回答した76%が「食事を共有することは親交を深めることに大変意義がある」と答えました。

実はこの回答者たち、3分の2以上(69%)が「全く近隣住民と食事したことがない」と回答。さらに、現代イギリスの食事事情を紐解くと、一般成人は1週間21食のうち10食を独りで食べているという事実が浮上したそうです。

そういったなか、調査を進めたチームは「ソーシャルに食事をする人は、幸福を感じ、社会的・精神的なサポート受けられる広い社会ネットワークを持つ傾向にある。」とThe Big Lunchの「民食」効果を報告しています。
(http://www.ox.ac.uk/news/2017-03-16-social-eating-connects-communities#)
Photo: The Big Lunch

イギリスに限らず、日本も一人で食事をすることが多い国かと思います。
ですが、食事はみんなで食べるからこそ美味しく、楽しいもの。
食事を通じて沢山のひとと繋がることだってできます。
The Big Lunchの様子を見ていても、「民食」がもつパワーと影響力を感じずにはいられませんね。

The Big Lunchは年に一度のイベント(イギリス)ですが、
ここ日本ではKitchHikeを通じて毎日どこかで「民食」が行われています。
食でつながる幸せな暮らし。そんな未来があった方が絶対いい。

KitchHikeは「民食」を「みんなで食べる=みん食」とも解釈し、沢山のCOOKとHIKERが出会えるよう、KitchHikeは、これからも”おいしい未来”を目指します!

民食するなら「みんなの食卓」。毎週開催しています!

 

レファレンス:
・The big lunch公式
https://www.edenprojectcommunities.com/thebiglunchhomepage
・eden project
https://www.edenprojectcommunities.com/about
・Social eating connects communities, University of Oxford
http://www.ox.ac.uk/news/2017-03-16-social-eating-connects-communities#

誰のごはんを食べに行く?