【世界の民食】建国150周年に、カナダ全土が「みんなでご飯」!

こんにちは、KitchHike編集部のMasatoです。
今回も再び海外の「民食」事情についてお届けします。
前回取り上げた英国「ビッグランチ」は英国を巻き込んだ非常に面白い事例でしたね。

本日はこちら、カナダの「Eat Together Day」。
とても素敵な動画があるので、まずはご覧ください。

2017年はカナダ建国150年という節目の年。政府はCANADA150と称して大々的にプロモーションを行っており、様々なイベントやキャンペーンなどが行われています。
Eat Together Day はそんなCANADA150を記念し、カナダに住む人たちみんなでご飯を食べることをコンセプトにしたイベント。カナダ大手食品ブランドであるPresident’s Choiseが企画し、6月29日に行われました。  同イベントは明確な場所や会場があるわけではなく、あくまで各自が自発的に行うスタイル。それぞれの食卓の様子が、#EatTogether のハッシュタグとともにSNSに投稿されました。ホームページには多彩なメニューが紹介され、そこからインスピレーションを受けてメニューを作成する人たちもいたようです。

Happy #EatTogether Day! How are you celebrating today?

President’s Choiceさん(@preschoice)がシェアした投稿 –

President’s Choiseが2000人規模で独自に行った調査では、93%が「家族で食事をすると子供は幸せかつ健康に育つ」と答え、94%が「10代は両親とより強い絆を持つ」と答えました。また、ともに食事をすると「他者との繋がりを感じる」と94%の人が答えました。

一方、カナダのダルハウジー大学が行った調査では、カナダ国民の3分の2が「ほとんどの食事を一人で食べている」という結果に。同調査を行った大学は以下のようにコメントしています。

Eat Togetherのような取り組みは、誰かと食事を共にする重要性を改めて思い出させてくれる。カナダ国民にとって、食が持つ「人と繋がる力」をいっそう大切できる機会になるだろう。


Eat Together Dayはいわば、建国150周年に合わせた「自国の食のあり方」を見つめなおす取り組み。カナダは世界でも有数の多民族・多文化国家です。異なる人々同士が出会い、繋がり、交流を深めてきた歴史があります。きっとその傍には「食」があったことでしょう。
ともに食事を作り、ともに食べ、時間を共有する。150年の歴史をあたため、改めて食卓の価値に光を当てる「Eat Together Day」は、非常に豊かな「民食」であると感じました。

海外事例をこれまでいくつか紹介しましたが、やはり「民食」は世界で必要とされています。
食でつながる幸せな暮らし。
きっとそれは世界中の人が望んでいる未来なはずです。
そんな美味しい未来を目指して、KitchHikeはこれからも世界で行われている「民食」、つまり、”みんなでごはんを食べる”「みん食」シーンを作り上げていきます。

<Reference>
・Eat Together Dayホームページ
http://eattogether.presidentschoice.ca/#call_to_action
・President’s Choice® creates Eat Together Day, inspiring Canadians to connect through food
http://www.newswire.ca/news-releases/presidents-choice-creates-eat-together-day-inspiring-canadians-to-connect-through-food-628131303.html

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