ゲストと地域の人にささやかな異文化交流が生まれる場にしたい。「HOTEL GRAPHY NEZU」・みんなのキッチンオーナー: 外山 雄也さん

こんにちは!KitchHike編集部のまゆこです。

KitchHikeでは、COOKやHIKERの交流の場であり、『おいしい』が生まれる舞台であるキッチンを盛り上げるため「みんなのキッチン」プロジェクトを始動しています。
このプロジェクトの支えとなっているのが、キッチンスペースを提供してくださっているキッチンオーナーの皆さんです。

オーナーの皆さんがどのような思いで、その舞台を運営されているのか……?
Pop-Upの裏側を掘り下げるべく、インタビューをさせていただきました!

今回お尋ねしたのは、「HOTEL GRAPHY NEZU」のキッチンオーナー、YuyaさんとKienaさんです!


(※2018年3月末をもって「みんなのキッチン」をクローズいたしました。)

キッチンオーナーになった経緯は何ですか?

Yuyaさん(以下、敬称略) 地域住民と世界からの旅人をつなぐコンセプトのHOTEL GRAPHYでは、以前からKitchHikeさんとコラボレーションの企画を行っていたんです。人と食を繋ぐという観点で相性がとてもよかったこともあり、この度、より多くのCOOKさんやHIKERさんにご利用頂ければと思い「みんなのキッチン」として正式に登録させていただくことにしました!

Kienaさん(以下、敬称略) 私は、語学の専門学校を出て、英語を使って働きたいと思い、就職先にホテルを探していたんです。そこで出会ったのがHOTEL GRAPHY。まずはアルバイトとして関わり、そのまま入社しました。今は主にフロントにいて、宿泊者とのコミュニケーション促進を担当しています。ゲストに根津という地域を知ってもらうために地図をつくったり、ゲストがどうやったら楽しく滞在できるかを考えています。

KitchHikeの「みんなのキッチン」への登録を決めたきっかけや理由を教えてください。

Yuya ホテルのゲストは昼に観光に行ってしまうため、昼間のキッチンスペースをもっと地域の人たちに活用してもらえればと思っていました。また、ホテルで地元の人が料理教室とかやっていたら、なんかワクワクするなーと思いまして。はるばる日本まで来てホテルのイベントに参加するゲストってあまり多くないんですが、将来的には「KitchHikeに参加する為にGRAPHYに来ました」みたいなゲストが出てきたらいいですね。

「HOTEL GRAPHY」のキッチンで、これまでどんなイベントが開催されましたか?そのときの印象や感想を教えてください。

Yuya 過去にはCOOKのMizukiさんによる中東料理教室などが開催されました!予約もすぐに埋まってしまう人気教室で、参加された方の評判もよかったです。

Kiena KitchHike以外にもイベントスペースとして貸し出しをしているんですが、今まででは、食品会社の新メニューのお披露目会や、近所に住む子どもの誕生日パーティーなどが開催されてきました。

普段はどういう人が集まるスペースですか?

Yuya 普段はホテルの宿泊者向けのキッチン、ラウンジです。世界中からの旅人が各国料理を作ったりしてます。また、近隣の方がホームパーティを開くこともありまして、週末はちびっこが走り回っていることもあります (笑)。

Kiena 8割〜9割は外国人。谷根千みたいな下町が好きな人はごく一部で、多くは浅草、上野に近いからという理由で来ているようです。ドミトリーに泊まる人の宿泊期間は1週間くらいで、平均すると2、3泊。宿泊以外だと、カフェでランチやお茶をしにくる近所のママさんが増えてきていますね。

キッチンスペースのウリや好きなところを教えてください

Yuya 鋳物ホーローで有名なル・クルーゼやバルミューダのトースターなど機材は結構充実してます。また、ホテルの共有スペースなので、「何作っているの?」みたいな会話から、海外のゲストと交流が生まれるのも特徴ですね。

Kiena バルミューダを導入したのは、食器や家具へのこだわりが強いうちのマネージャーの荒島なんですよ。

ご自身では普段どんな食事をしていますか?好きな食べ物や記憶に残っている食体験について教えてください。

Kiena ホテルのスタッフは併設のカフェのまかないを食べます。このカフェは宿泊客の7割が利用するほどの人気で、いつもほぼ満席なんです。特に、だし巻きサンドイッチは、海外の方にもウケが良くて、「だし巻きサンド気に入りました!」と何度もご注文いただくことがあります。

この先、キッチンをどのような場所にしていきたいですか?

Kiena 地域と旅行客がからめる場にしたいという元々の想いがあって、ホテルを予約した人に対して「この週にステイする人のために」といったメールマガジンの配信をするなどの取り組みはしているんです。GRAPHYのキッチンでは、日本料理を伝える料理教室を開催できたらいいなあ。

Yuya ゲストと地域の人にささやかな異文化交流が生まれる場になったらいいですね。この前、ブラジル人のゲストがバルミューダで魚を焼いていて、「それはパンを焼くためのものだよ」というと、「君もこれで魚を焼くべきだ。すごい美味しかった、これはどこで買える?」と言われて思わず笑ってしまいました。こんな感じで、KitchHikeさんのカレーPop-Upの横で、インド人のゲストがふらっと立ち寄って、「ちょっと一口ちょうだい」「日本のカレーもうまいじゃん」みたいなのが生まれたら最高ですね (笑)!

どんなCOOKに使ってもらいたいですか?

Yuya どんな方にも使ってもらいたいですが、特に許容性があって、異文化への理解がある方がいいですね。ホテルの共用部分の為、完全な貸切は出来ないので、宿泊者と譲り合って利用頂ける許容性があり、奥のキッチンで料理を作っている海外からのゲストに気軽に話しかけてくれるような人が理想ですね。

Kiena 外国人に向けては、COOKのTOMOAKIさんのように築地ツアー&魚料理会みたいなPop-Upをやってもらえたらいいですね。また、地域コミュニティの拠点としては近所に住む料理好きな人にCOOKになってもらいたいです。例えば近所のママが昼間にPop-Upを開催するなんていいな〜と思っています。

近日中にHOTEL GRAPHYで開催されるPop-Upはこちら!

誰のごはんを食べに行く?