世界の家庭料理を旅しよう!こんにちは、KitchHikeです。
ご存知KitchHikeは、食卓で人と人をつなぐWEBサービス。旅行中に現地の料理を楽しむことは勿論、日本に住んでいる外国人の家で、本場の味を手軽に味わうこともできちゃいます。
今回のインタビューは、そんな外国人COOKの中から1人を選び、故郷の食文化や日本での生活にスポットライトをあてる企画です。
6人目となる今回は、ベーコンエッグ・パイとアンザックビスケットをふるまってくれる、ニュージーランド人のウシュカさんが登場!
ベーコン・エッグパイは、ニュージーランドのピクニック料理!
よろしくお願いします!今日はニュージーランド料理を作ってくれるということですが、一体どんな料理なんでしょうか?
-ウシュカさん(以下、敬略)
ウェルカム!今日は「ベーコン・エッグパイ」と「アンザックビスケット」の2つを食べてもらうわ。

まずはベーコン・エッグパイ。これはニュージーランドの国民食みたいなものね。
朝食でも、夕食でも、おやつでも食べるもの。天気の良い日にはこれをバスケットに詰めて、ピクニックにいくの。
日本でいう、おにぎりみたいなものなんですね。
-ウシュカ
そうね、ぽかぽか陽気の下で食べるとより一層美味しいわ。
パイ自体の作り方はとても簡単。ベーコンと目玉焼きとチーズをパイに詰めて、焼いたら出来上がり (笑)。レシピっていう程でも無いけれど、私の場合はブルサン・ハーブチーズを使っているわ。
これはとっても簡単!材料があれば誰でも美味しく作れそうですね。


料理用リンゴ “ブラムリー” を使った風味豊かなチャツネ
そのまま食べても美味しそうだけど、何かソースはつけるの?
-ウシュカ
ブラムリー・チャツネってわかる?イギリス発祥のソースで、酸っぱいリンゴを使ったもの。パイとの相性が最高なのよ。
ブラムリー……初耳です。
-ウシュカ
ブラムリーは別名 ”クッキングアップル”。その名の通り、調理しないと酸っぱくて食べられたものじゃないわ。子どもが普通のリンゴだと思って食べると、もう大変。

-ウシュカ
ニュージーランドではこのチャツネは日常的で、生ハムやチーズの上に乗せて食べたりするの。
日本で見つかると思わなかったんだけど、ネットで売ってるのを教えてもらって……大好物だから10kgも買っちゃったわ。
10kg!一体それはパイ何個分になるんでしょうか……?
日本と同じ島国のニュージーランド。その食文化は?
-ウシュカ
パイだけだと物足りないから、今日はサイドメニューにクスクスもあるのよ。

クスクスというと、あのアルジェリアやモロッコで食べられている世界最小のパスタですね?
-ウシュカ
そうなの、クスクスはよく家で食べていたわ。
ニュージーランドは日本と同じ島国。世界中の色んなところから人がやってきて定住したり、逆に出て行った人が帰ってきたり。そうやって沢山の文化が混ざり合って、実は様々な国のご飯が食べられる国なの。
日本と違うのは、とってもゆったりしていて落ち着いた場所ってところね。
シーフード、クスクス、デザート……沢山のニュージーランド料理を紹介したい!

ミックスカルチャーなんですね。では、人気があるニュージーランド料理と言えば?
ーウシュカ
海に囲まれているから、シーフードが人気ね!あとはお肉、ラムチョップ!
ラムチョップ!確かに羊が沢山いるイメージがありますね。
ーウシュカ
羊が7,000万頭くらいいるらしいの。人間よりも多いから、毎日食べないと羊で溢れちゃうのよ (笑)。日本で買うよりも断然安いんだけど、そのかわり、チキンが高かった気がするわね。
沢山ある中で、なぜこの料理を登録したの?
-ウシュカ
ニュージーランド料理は東京でもなかなかレストランを見かけないし、色々紹介したいと思って。ラムチョップが有名だけど、こういうのもあるのよ、ってね。他にもラムシチューやトライフル、沢山のニュージー料理を紹介したいわ。
羊のイメージが強いニュージーランドですが、シーフードやクスクスと言った料理も豊富とのこと。インタビュー前編はこちらで終了!
後編では、デザートのアンザックビスケットを食べながら、ニュージーランドの文化や日本での生活等に焦点を当てていきます。お楽しみに!
Information
ウシュカさんの家庭料理を食べに行ってみよう!
- この記事のメニュー: ベーコンエッグ・パイとアンザックビスケット
- COOKプロフィール: ニュージーランド人のウシュカさん
- 値段: 約3,000円 (25US$)
- 場所: 参宮橋駅 (小田急線) より徒歩3分
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