世界の家庭料理を旅しよう!こんにちは、KitchHikeです。
前編に引き続き、インドネシアの家庭料理「アヤム・バカール」を振る舞ってくれたリンダさんのインタビュー後編です。インタビュー前編の「インドネシア人の大好きな家庭料理!スパイスと旨味たっぷりの「アヤム・バカール」の美味しさのヒミツ♪」も是非読んでみてください。
それでは、インタビュー後編、スタート!
北海道で出会った日本人の旦那さま
インドネシアは1万ほどの島々が集まっていますが、リンダさんの生まれ故郷はどんなところなんですか?
-リンダさん (以下、敬称略)
アロール島といって、インドネシア東端に位置する島で生まれ育ったの。海がとても綺麗で、ダイビングスポットとしても有名で、最近ではヨーロッパからもダイビング目的で沢山の人がきているわ。私のおじさんはそこでコテージをひらいているのよ。


コテージを運営されているとは!おじさまも、おもてなし上手なんですね。では、はるばる日本に来たきっかけを教えてください!
-リンダ
約15年前、仕事で来たわ。世界中のリゾートホテルで働いてたの。日本では北海道が最初に住んだところ。そこで4年ほど働いて、旦那さんと出会ったの。そのあと私は、一度タイにいって、また日本に戻ってきたわ。

ということは旦那さんとは遠距離恋愛の末、ゴールイン?
-リンダ
そうそう!旦那さんは、たとえ仕事で外食してきても、必ず毎日私のご飯を食べてくれるの。家でご飯を食べるために、出先ではほんのちょっとしか食べないのよ (笑)。それと、私が作るスパイスたっぷりの料理を長年食べていたら、体調を崩すことが少なくなったって言ってくれているわ!

リンダさんの料理に惚れ込んだというわけですね。ごちそうさまです!(笑) 日本人の旦那さまと、そして日本での暮らしを始められたということですが、日本で特に気に入っていることはありますか?
-リンダ
温泉が大好き!北海道に住んでいたころは、大雪山や富良野など沢山行ったわ。以前温泉に行ったときは、1日3回も入って、お肌がツルツルになったわ!
日本とインドネシアの文化の違い
日本に来て、驚いたことなどはありますか?
-リンダ
関東と関西で、エスカレーターの立つ位置が違うこと!旦那さんが関西出身で、以前関西に行ったとき、みんな右側で止まっていてびっくりしたわ。東京では左なのに!って。
なるほど。インドネシアにも日本のエスカレーターみたいに、地域によってルールが違ったりするのでしょうか?
-リンダ
ないです!インドネシア人はノールールが好き!(笑)

ノールールとは、確かに日本の文化とは違う所かもしれませんね (笑)。ちなみに、日本の食べ物で好きな物は?
-リンダ
お寿司が好き!インドネシアでは生魚をあまり食べないから苦手な人も多いけれど、私は好きよ。インドネシアにあるお寿司はカルフォルニアロールだけだから、それがお寿司なんだと勘違いしているインドネシア人も多いんじゃないかな?
以前友人が日本に遊びにきたとき、お寿司屋さんに行ったの。友人達はカルフォルニアロールがお寿司だと思っていたから、“リアル寿司”を見たときビックリしていたわ (笑)。

逆に嫌いな食べ物はある?
-リンダ
納豆かな。匂いが独特ね……。でも大豆は健康にいいよね!いつか美味しいって食べられるようになってみたいわ (笑)。
納豆は、多くの外国人の方が苦手とされる食べ物ですよね。では最後に、リンダさんにとって料理とは?
-リンダ
料理は私の情熱の源。人間の身体は食べるものでできているからね。料理はとても楽しいし、自分で作れる物は、なんでも作るようにしているよ。旦那さんとご飯を食べながら、色んな話をするわ。外食もたまにはいいけど、お家ご飯がやっぱり一番ね!
インタビューはこれにて終了!
料理が大好きで、明るく気さくなリンダさん。とてもフレンドリーな人柄が伝わってきました。旦那さんの力さんともとても仲良しで、こちらまで幸せを分けてもらいました。

一緒に「アヤム・バカール」を作るところからお手伝いしたり、色んな話をしたりと、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。リンダさんの「アヤム・バカール」を是非、食べに行ってみてくださいね!
Information
リンダさんの家庭料理を食べに行ってみよう!
- この記事のメニュー: アヤムバカール (Ayam Bakar Bekakak)
- COOKプロフィール: インドネシア人のリンダさん
- 値段: 約3,300円 (25US$)
- 場所: 牛込柳町駅 (都営大江戸線) より徒歩8分
*日本に住む外国人の食卓メニューを見てみる