世界の家庭料理を旅しよう!こんにちは、KitchHike編集部の岩井です。
KitchHikeは、食卓で人と人をつなぐWebサービス。旅行中に現地の料理を楽しむことはもちろん、日本に住んでいる外国人の家を訪ねて、本場の味を味わうこともできちゃいます。サイトには現在30人ほどの外国人COOKがメニューを公開中!そんな彼らの中から1人を選び、故郷の食文化や日本での生活にスポットライトをあてるインタビュー企画です。
第10弾の今回登場するのは、最近COOKに仲間入りしたマレーシア人のビビさん!
ビビさん、実は一ヶ月前に日本へやってきたばかり。旦那さんと二人の可愛いお子さまと暮らしています。これからは、育児の合間に大好きな料理を振る舞いたいとのことです!
早速インタビュー、スタートです!
「ナシ・レマ」はマレーシア定番の家庭料理
早速ですが、「ナシ・レマ」はどんな料理ですか?「ナシ」はお米のことですよね?
-ビビさん (以下、敬称略)
「ナシ・レマ」はマレーシアのどこの家庭でも必ず食べているくらい、大定番の家庭料理よ!インディカ米にココナッツミルクや生姜、レモングラス等を入れて炊き上げるの。今日は「ナシ・レマ」にぴったりの野菜、半熟玉子、揚げピーナッツ、じゃこ、スパイシーチキン、チリソースで煮詰めたタコを付け合わせに用意したわ!


ココナッツミルクを入れて炊いたご飯ということは……甘いの?
–ビビ
砂糖は入れないから甘くないの。ココナッツ特有のマイルドな香りとスパイスのキリッとした香りが混ざって、これぞマレーシアという味になるわ!

ココナッツミルクと沢山のスパイスが生むマレーシアの味……早く食べたい!
–ビビ
あとは炊飯器に入れて待つだけ。インディカ米は日本のお米に比べて、炊飯時間が短いのが特徴よ。約35分程度で出来上がり。

マレーシア料理に使う食材は、普段どこで買うの?
–ビビ
”バティクロム”というハラルフード専門のネットスーパーをよく使うわ。あとは私が住んでいる西麻布エリアは外国人が多いから近くのスーパーでも色んな食材が手に入るのよ。
なるほど、確かに西麻布辺りは外国人が多いですよね!お、ご飯が炊けましたね!
–ビビ
ここで最後の仕上げ。粉末状のコロハ・ウイキョウ (香辛料) を入れて5分間蒸らします。

完成が待ち遠しいです。付け合わせの料理を教えてください!
–ビビ
今日は、普段マレーシアでもよく一緒に食べるおかずを用意したわ。キュウリ、半熟玉子、揚げピーナッツ、じゃこ、スパイシーチキン、そしてチリソースで煮詰めたタコです!お皿にご飯と、おかずを好きなだけ盛りつけて食べるのがマレーシア流。


実際に食べてみた感想
お料理が完成〜!まずはビビさんのアドバイス通り、お皿に盛りつけてみました。

まずはご飯から。口に入れた瞬間、ココナッツミルクの甘い香り!そのあと、生姜やレモングラスの風味が口に広がり、日本料理では味わえない南国の味!
おかずもいただきます。沢山あってどれから食べようか迷いながら、チリソースで煮込んだタコをご飯とともにパクリ。おお!辛い!旨い!辛い!マイルドなご飯と辛いタコ、とても合います。スパイシーチキンもしっかりスパイスがきいて、これもまたご飯が進む進む。
ちょっと辛さが充満したお口のなかには、キュウリやピーナッツが箸休めにもってこいです。その最後に玉子をご飯とともにまたパクリ……。
色んなおかずとご飯を楽しんでいると、あっという間にお皿が空っぽになってしまいました!

インタビュー前編はここまで!いかがでしょうか?お腹が空いてきましたね!お話を聞きながらこちらもお腹が空いてきてしまい、もうたまりませんでした。エスニックな香りは食欲をそそりますね!
後編では、ビビさんのプライベートに迫ります。お楽しみに!
Information
ビビさんの家庭料理を食べに行ってみよう!
- この記事のメニュー: マレーシアの代表料理ナシ・レマ
- COOKプロフィール: マレーシア人のビビさん
- 値段: 約3,600円 (US$30)
- 場所: 広尾駅 (東京メトロ日比谷線) より徒歩6分
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