”たたみ”かける苦味!?熊本出身のビール好きタッグが挑んだHOPPIN’ GARAGE ビール第7弾『IGUSAビール』乾杯レポート

2018年10月に始まった『HOPPIN’ GARAGE』。
「こんなビール、あったらいいな」という熱い想いを持った人が、つくりたいビールをサイト上で応募して、HOPPIN’ GARAGE事務局の審査の上で選ばれた人がサッポロビールのブリュワー(醸造責任者)と一緒にオリジナルビールを製造するという、ビール好きにはたまらないプロジェクトです。

HOPPIN’ GARAGE第7弾のビールを企画したのは、熊本県出身で大のクラフトビール好きのお二人、中島元成(なかしま もとなり) さんと河北一也(かわきた かずや) さん。なんとHOPPIN’ GARAGEオリジナルビール初のタッグ企画となりました!中島元成さんはビールが大好きなプログラマーで、新婚旅行の際も多様なビールがあることで有名なベルギーへ行かれたほど。河北一也さんはビールが好き過ぎて脱サラした1児のお父さんで、ビアパブ等で経験を積み、現在は東京狛江市の酒屋で日々勉強中だそうです。そして、実はこのお二方は高校の同級生!

そんなビールが大好き中島さんと河北さんのアイデアで実現したのが、『IGUSAビール』。

畳がモチーフの、ユニークなラベル。

畳の会場でIGUSAビールをいざ開栓!

熊本県の特産品である「い草」。畳の原材料として一般的に知られる”い草”は、清涼感のある特有の香りに加え、殺菌・消臭効果も持っているとのこと。そんな”い草”をビールに使ったら果たしてどんな味になるのか…?畳の会場に集まったお客さんの中からは「い草の味って想像できない」「緑色のビールとかになるのかな?」と様々な声が聞こえてきます。「IGUSAビール」の想像が膨らむ中、いよいよみんなで乾杯します!

ビールの色は、想像していた緑色ではなく透き通るほど綺麗な黄金色でした。そんな黄金色のIGUSAビールの香りはとても控えめで、ほのかにい草の香りが立っているような印象。「飲んだら、もっと”い草”の味がするのでは?」と思い飲むと、”い草”の風味自体はかなり抑えられており、非常にクリアな口当たりとほのかに感じる苦味から、飲みやすいビールという印象を受けました!スッキリした味わいから、食中酒にぴったりという声も会場から聞こえてきました。

実は中島さんと河北さんも、完成したビールを飲むのはこの日がはじめて。
中島さん「ほのかに”い草”の風味を感じながら、とてもクリアでスッキリと飲みやすい、美味しいビールになったと思いました。」
河北さん「すごく美味しいビールで本日用意された和食にもぴったり合うようなビールだと思いました。」とお二人とも大変喜ばれていた様子。

『IGUSAビール』開発秘話

今回のIGUSAビールを担当されたサッポロビールブリュワーの蛸井さんは「い草を使うビールというのは私自身も初めてで、そもそも食用の”い草”がある事すら知りませんでした。そのためIGUSAビールづくりは食用の”い草”を探すところからスタートしました。ネット上で探していると、食用い草として”い草チップ”というのが売られていおり、こちらを今回は使用しています。」

「IGUSAビールをつくるに当たって、い草の香りがしっかりするようにと”い草チップ”をかなり入れたのですが、これが驚いたことに”い草”の香りが全然しなかったんです。それに代わって、ビールの味がすごくクリアで飲みやすいものになっていて、”い草”の効能のせいか、ビールの余分な雑味などを取り除いてくれたみたいなんです。」とのコメントを寄せました。

第6弾の『チョコミントビア』を企画された「ビールお姉さん」こと古賀麻里沙(こがありさ)さんが司会進行として、お二人に『IGUSAビール』の誕生秘話をお話いただきました。

中島さん「仕事がエンジニアのためIT系の情報を見ていた所、このHOPPIN’ GARAGEというサービスを知りました。「ビールをつくる」企画があるということで、どうせやるならビール好きの友人を誘ってやりたいと思い、ビール仲間の河北に声を掛けて2人で応募しました。」

河北さん「2人で色々と案を出し合ったのですが、同郷の熊本の特産品で、日本で1番の生産量を誇っている”い草”を使ったビールにしようということになりました。”い草”って実は青汁などにも使われていて、ビールにも使えるのではと思いつきで発案した部分もありました!」

古賀さん「ちなみに他の案はどんなものがあったんですか?」

中島さん・河北さん「熊本の野菜で有名な”トマト”を使ったビールとか、あとは最近”塩”を使ったビールが流行っているので塩を使ったビールとかも面白そうだと考えてはいました。」

中島さん「そんな中で”い草”を使おうと思った理由は色々ありますが、1番の決め手になったのは”たたみかける苦さ!”というキャッチフレーズを思いついたことです。このフレーズをどうしても使いたいという思いが強く、また”い草”本来の多様な効能を生かせれば必ず良いビールがつくれると思い”い草”を使ったビールをつくることにしました。」

古賀さん「ちゃんと、”たたみかける苦さ”になっています?」

中島さん・河北さん「はい!ちゃんと、たたみがかった苦味になっています!」

”い草”を使った料理にユニークな”い草”グッズも!

今回のお料理はキッチハイクの人気COOKである “Shirokuma Kitchen”さんに担当していただきました!ビールのおつまみに合うような浅漬けのサラダや冷やしおでんをはじめ、木のプレートの上には”一文字のぐるぐる”など、熊本の郷土料理までご用意していただきました。一部には、先ほど紹介のあった「食用い草」も使われているとのこと!

”い草”を使った料理としては「い草のパウンドケーキ」が振舞われました。Shirokuma Kitchenの児玉さんのお話では「しっかり味わって食べてみると、”い草”!?のような風味を感じることができます」とのこと。お料理の締めは角煮を使用した「炊き込みご飯」。みんなでどれも美味しくいただきました!

また会場には、テーマが”い草”ということで様々な”い草”グッズが展示されました。”い草インソール”や”い草マットレス”など、消臭効果を活かしたグッズが目立ちます。コップを置く際に使うコースターも、今回は”い草”を使用したコースター。こちらはイベントの参加者全員にプレゼントされました!

 

国産い草の品質の高さを伝えるサイト「IGSA PHOTOLOG」を運営されている柳井さんにも特別ゲストとしてお話していただきました。柳井さんはい草を100%使用した「食べられるお箸 畳味」というとてもユニークな商品をつくられ、国内にとどまらず海外のメディアにも紹介されました。その他にも、柳井さんが現在構想中のユニークな”い草”グッズのお話を聞き、会場は終始盛り上がっていました。

Pop-Upの最後には、第9弾のビール企画者である柏木凌真さんにバトンタッチ。第9弾ビールのテーマは『ピルスナーの再発見』! いったいどんなビールがお披露目されるのでしょうか? Pop-Upをお楽しみに!