雨期になるとまん丸い虹が浮かぶ谷があるそうです。場所は、フィリピン・セブ島、ガルソボンガ地区。
そんな景色を見ながらビールを煽りたい!!こんにちは、ビール女子×Kitchhike連載第4弾、ユリアです。
そんな景色を知っているのは、フィリピンと日本の血が混じるトシオ。彼について、そんな奇跡の絶景を堪能しにいってみましょうか。
(集英社文庫『虹の谷の五月』舟戸与一作より引用)
「マブヘイ! (乾杯!)」
ぼわんと口中にマヤカシのような風味が広がる「サンミゲル・ライト」。こちら、フィリピンでも幅広い層に人気の定番ビールです。ふんわりとライトな飲み口がアジアのビールを感じさせますが、 このビール他とはひと味違う。 味の正体を掴みたいのだけれど、その尾っぽは見えるのだけれど、 本体が見えない……見えたとおもったらスッと姿をくらます。 口の中で永遠に味覚の追いかけっこ。そんなビールだから、もう1本、あともう1本と。要注意。
さらにこちらは、身体に優しいカロリー控えめタイプ! 330ml瓶で107.6kcalしかなく、ビールのあの苦みがちょっと苦手という方にも、これはグイグイ呑めてしまう。
そして
、「サンミゲル・ライト」よりも、男らしいガツン系のラガーが「サンミゲル・ペール・ピルゼン」。
言うなれば、さっきまで見えていたものが見えなくなってしまって
心もとなくなるような気持ちが、こちらのビールではっきり見えるようになります。最初の一口、二口ですぐにわかる、ビールらしいビール。男らしい、男。苦みのある渋い一杯です。
伝説のような風景を目の当たりにしながら、身体を内からもぼんやりさせる味覚を奪い去る衝撃。
南の島の誘惑、虹の端に眠る財宝、魅惑的な美女。
大人になった今でも、ビールはいつまでも、世界を疑わせ続け、少年のようにまっさらに自分をかき立てる衝動を突き上げさせる魔法のドリンク。(あ〜大人になってよかった!大人も少年も行き来できるんだもの!)
KitchHikeの人気COOKジェリコさんに聞いてみました!
ジェリコさんのコメント
「フィリピンビールと言えば、やはり「San Miguel(サンミゲル)」です。もはや、国民的な存在で、100年以上の歴史を持つサンミゲルは、若者から年寄りまで多くの人々に愛されています。サンミゲルの特徴は辛口でフローラルな麦の香りに包まれる飲みやすさです。この味見とアロマの絶妙なコラボレーションをスムーズなテクスチャーでゴールドな輝きに目立たされます。
日本のビールより強くて、フィリピンでは「シシグ(豚耳の炒め)」、「アドボマニ(ピーナツとガーリックの炒め)」、BBQなどの伝統的なおつまみと一緒に楽しんでいます。オリジナルの「San Miguel Pale Pilsen(一番搾り)」はもちろん、最近健康志向な人に「San Mig Light(カロリーオフ)」が人気です。ぜひ飲んでみてください!」
ジェリコさんが作るビールにぴったりのフィリピン家庭料理!
カレカレ
「カレカレ」は、もともと祝賀やセレモニー、フェスタなどの席で食べられていた伝統的な料理。近年では、日常的に食べられるようになってきてもいるとのこと。白いご飯と一緒に食べるのが一般的で、牛テールを圧力鍋でコトコト煮込んで柔らかくするのがポイント!
そして、「カレカレ」の素を使います。こちらは本場フィリピンの人気ブランド「Mama Sita」のピーナッツソース。
そして、ピーナッツバターです。
これらをチンゲンサイとキャベツと茄子と一緒に炒めると凄く美味しく仕上がるそうです。これでもか!とたっぷりいれるピーナッツバターが味の決め手。日本には全くあり得ない調理方法だからこそ、好奇心くすぐられてしまいますね。
実際に食べてみた感想
ご飯のおかずになる料理にあのトーストにぴったりなあま〜いピーナッツバターを入れる光景に驚きを隠せませんでしたが、これが食べてびっくり!ご飯がすすむ美味しい一品でした!
ピーナッツバターのコクがまさに味のポイントとなっています。思えば、ピーナッツやナッツ類が使われる料理は確かに多く見受けられるので、そこまで驚くこともないかもしれませんね。
ピーナッツバターはその名の通り、バターも使われているので、肉料理にはもちろん野菜料理や、サラダのドレッシングにもアクセント付けによいかもしれないな〜、なんて、新しいレシピを考えたくなるほど、美味しい料理でした!
味がちょっと濃いめのフィリピン家庭料理は、ビールがグビグビすすみます!料理好きで、南の島のほのぼの系ジェリコさんの楽しい食卓へ、遊びにい行ってみませんか?
Information
ジェリコさんの家庭料理を食べに行ってみよう!
- この記事のメニュー: カレカレ(KAREKARE)
- COOKプロフィール: フィリピン人のジェリコさん
- 値段: 約4,500円 (35US$)
- 場所: 中野坂上駅 (都営大江戸線) より徒歩8分
*日本に住む外国人の食卓メニューを見てみる
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