アジアの朝ごはん♪ 台湾人のポーハンさんに作ってもらう、漢方を使った身体想いのあったか「薬膳湯」!【KitchHike体験談】

こんにちは!シブヤ大学の公認サークル、週末アジア旅倶楽部です。アジアが大好きな私たちがKitchHikeを使って、外国人COOKのお宅で本場の朝ごはんを作ってもらうという企画「アジアの朝ごはん」をお届けします。

今回は、台湾出身のポーハン (Pohan) さんのお宅にお邪魔しました。

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グリーンの自転車に乗り、阿佐ヶ谷駅に颯爽とあらわれたのは、ポーハンさん。自宅までの道中、阿佐ヶ谷の商店街のおすすめスポットを紹介してくれます。おいしい蕎麦屋、人気のジェラート屋、おしゃれな文房具屋……小さいけれど気になるお店の多い、歩いていて面白い通りです。

ポーハンさんの「おふくろの味」朝ごはん

ポーハンさんはKitchHike歴約1年半、延べ100人のゲストを招いた人気COOKです!何か質問をするととても丁寧に答えてくれ、目をキラキラさせてお話しをしてくれるポーハンさんを見ていると、それも納得です。

台湾では朝食は外食が多いそうですが、今回は特別に、ポーハンさんが子どもの頃お母さんに作ってもらっていた朝食を再現していただきました。今日のメニューは「麻油炒飯」「薬膳湯」「菜脯蛋」「炒高麗菜」の4品。生姜やゴマ油をふんだんに使った、体を暖める冬の朝ごはんです。

料理中の質問や写真撮影にも笑顔で対応してくれました!
料理中の質問や写真撮影にも笑顔で対応してくれました!

はじめにポーハンさんが見せてくれたのは、大鍋に入った茶色いスープ。ハッカのような清涼感と、少し甘みのある、日本の料理にはない独特な香りです。このスープには漢方が入っており、色は「當婦」という漢方によるものだそうです。小さな袋に詰めた数種類の漢方を、袋ごとスープに入れ、ぐつぐつと煮出します。漢方は台湾で手に入れたもので、「當婦」は読んで字のごとく婦人系の病気にも効能があるそうです。 

こちらのスープに骨付き肉、生姜、米酒、塩、氷砂糖で味付けをし、細い麺を入れたのが「薬膳湯」です。薬膳湯には各家庭の味があるそうですが、ポーハンさんのお家の薬膳湯はどんなお味なのでしょう。期待が高まります!

続いて麻油炒飯 (ごま油風味の卵炒飯) にとりかかります。ごま油、砂糖、塩で味付した、きざみ生姜と卵入りのシンプルな炒飯です。KitchHikeで招くのは普段1度に2人が多いそう。今回は3人分をお願いしているので、なかなかのご飯の量です。フライパンのご飯を必死にかきまぜるポーハンさん。「わぁ……」思わずため息が漏れます。料理には体力も必要です。

木の根っこのようなものが「當婦」。漢方はお店で調合してもらうそうです。
木の根っこのようなものが「當婦」。漢方はお店で調合してもらうそうです。

ポーハンさんの「夢」

ポーハンさんは日本全国を旅しており、全都道府県制覇も目前だそう。国家資格「通訳案内士」 (中国語) を取得し、中国語圏の観光客を案内することも。また、東日本大震災をきっかけに東北に興味を持つようになったといいます。東京や京都など主要観光都市にかたよりがちな外国人観光客を、今まであまり観光客の訪れてこなかった「ローカルな地」に招くべく、いつかは東北でゲストハウスを中心としたコミュニティづくりがしたいそうです。

現在は岩手で開催される初の芸術祭、「いわてアートプロジェクト」の準備で忙しいそう。ポーハンさんから語られる日本の話、旅や観光の話を聞いていると、こちらまでわくわくしてきました。

部屋には歴史・アート・旅などの沢山の書籍や日本各地ので手に入れたお土産が!
部屋には歴史・アート・旅などの沢山の書籍や日本各地ので手に入れたお土産が!

台湾式朝ごはんをいただきます♪

さて、話が盛り上がり一時料理を中断していましたが、再び朝ごはんにもどります。台湾の切り干し大根(日本ではなかなか手に入らないそう)、万能ねぎを細かく刻んで卵に混ぜ、平たく焼いた台湾式オムレツ「菜脯蛋」、「炒高麗菜」(キャベツ、ニンジンの野菜炒め)を作り、今回の朝ごはんの完成です!

左上から時計回りに炒高麗菜、菜脯蛋、麻油炒飯、薬膳湯。
左上から時計回りに炒高麗菜、菜脯蛋、麻油炒飯、薬膳湯。

 

まず、スープからいただきます。漢方の芳醇な香りが食欲をそそります。スープを口に運んだ瞬間、気分はもう台湾にいるようです。細麺もさらっとしたスープによく合い、箸が止まりません。「うま!」と思わず笑みがこぼれるポーハンさん。実は初めて作る料理に不安もあったそうですが、そんな不安は一瞬で吹き飛んだようです。

麻油炒飯は、卵と砂糖の甘みがほんのりとし、ぴりっと生姜がきいています。まさに朝ごはんにぴったりな優しいお味です。菜脯蛋と炒高麗菜もご飯との相性抜群で、どんどん食が進みます。おいしいだけでなく、漢方や体を暖める食材を使って作られた料理に、お母さんの愛情を感じます。

食後は台湾の「菊花茶」でティータイム。つぼみのように小さく丸い菊の花にお湯を注ぐと、水中に花が開き、ふわっと菊の香りがたちこめます。おいしい!という一同に、ポーハンさんが菊花をおすそ分けしてくれました。お茶を飲みつつも話しは尽きず、気が付いたら夕方に!「ワインもありますよ~」というポーハンさんのお言葉に甘えそうになりましたが、ぐっとこらえてお開きとしました。

菊の香りに一同リラックス。
菊の香りに一同リラックス。

台湾料理だけでなく、旅や地域おこしに関心のあるあなた!ポーハンさんを訪ねてみてはいかがでしょうか!きっと楽しい時間を過ごせますよ!

週末アジア旅倶楽部

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シブヤ大学 週末アジア旅倶楽部

KitchHike×週末アジア旅倶楽部

シブヤ大学は渋谷の街を「大学のキャンパス」に見立てることで、私たち1人ひとりが豊かに暮らすことができる街をつくる取り組み。街のあらゆる場所を「教室」にして、渋谷全体が「まなびの場」になる。いわば、日本一のキャンパスです。

週末アジア旅倶楽部は20151月に誕生したシブヤ大学の公式ゼミ・サークル。「アジア」と「旅」をテーマに、金曜日18:00から日曜日24:00までの週末の194,400秒をクリエイティブにデザインして楽しんでいきます。

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