世界一辛い”ブータン家庭料理”のメインディッシュは、和食な今夜の晩ご飯にピッタリ?

辛さレベル ☆☆

「唐辛子の甘さをみなさんに知っていただくためにはまだまだ!」
Kitchhike編集部日々のご飯に刺激を!党、コイズミです。

 
その国に行くには、相手国観光省主催ツアーパッケージを通さないと行けない国。
左手に唐辛子、右手に塩がおやつな国。カプサイシンポリポリ。
お陰で胃潰瘍でイタタ・・・な人が多い国。
それでも、やめられない唐辛子万歳!な国、ブータン。

 

そんなブータンの「世界一辛い料理」第2弾!本日は、メインの登場!

この一品が普段のよるご飯に混じっていても、違和感無いくらい
簡単・美味しい・時短!なのです。

 

パクシャパ
材料(2人分)

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豚バラ肉 1パック
タマネギ 1玉
大根 5cmほど
生姜 ひとかけ
乾燥唐辛子 少々
塩 少々
サラダ油 少々

 

⑴大根をいちょう切り、タマネギを薄切り、生姜をみじん切り、豚バラ肉を一口大に切る。

 

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⑵鍋にサラダ油をひきいれ、⑴と乾燥唐辛子を入れ、材料全てが浸る程度に水を加え、20分ほど弱中火で煮込む。

 

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唐辛子はまわりの皮と、種を繋ぐ部分に辛みがあります。
辛さが苦手な方はこの部分を少なめにしてみてくださいね!

 

唐辛子キャプチャ

 

ただ、この辛み。
あなたのあたまのなかを快楽の波でざぶんざぶんにさせます。
脳内麻薬、もとい快楽物質でがっぽがっぽにさせちゃいます。

 

辛みは味覚ではなく、痛覚だという話はなかなか知られていますが
その、身体を痛みつける刺激抑える為に働いてしまうのがこの物質、
β-エンドルフィン。別名、ハッピーホルモン。

 

辛いものを食べきった後に何とも言えない達成感と一緒に、脱力感を
感じさせるのはこの子の仕業です。

その時、気付いてか気付かずかなんとなくふわふわしたような、
陶酔感がありませんか。やっぱり、この子の仕業です。
強い鎮痛作用に、

幸福感や安心感を感じさせて依存性。

恐るべし、ハッピーホルモン発生体、唐辛子。

 

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ちなみに、恋愛してると必ず聞くジンクス。
「3ヶ月・3年目は別れやすくなる」というあれ。
3ヶ月はきっと、本音が出やすくなって相手の器を知り合って…というような
ふたりの人間力が試される色々大変な時なのかなと思いますが(あくまでも個人の意見です)。

 

が、魔の3年目には、ちゃんと根拠があるみたいです。
上述した、β-エンドルフィンが出始める影響で

「あれ、わたしもう、好きじゃない…?」と
感じさせてしまう、らしい。

 

唐辛子を食べた後と、恋愛の佳境時の脳内作用が一緒だなんて
人間って少しばかり不思議。
恋愛してウハウハしすぎんなよ、まともに生きろよって
ことなんでしょうか。唐辛子だけにちょっと辛口気味。

未婚の身としては、まだ理解してはいけない感覚な気がします。

 

さて、道草はこのくらいにして、美味しく唐辛子を頂きに参りましょう。

 

⑶塩で味を整える。

 

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⑷完成!

 

とは言え、作り手としては一抹の不安が。

 

(こいつに果たして旨味はあるのだろうか…。)

 

事実、パクシャパへの味付けは一振りの塩ぽっち。
ちょっと良い感じな視覚情報とは裏腹に、口元が不安でぞわぞわ。
赤色のキャンディがまさか檸檬キャンディだったとか
一気飲みしたコーラのガスが抜けてたとか
そういうのを本能的に感じる、ような。

 

「唐辛子が入っているけど、

豚の旨味が出ていると言っても」。
そういう怖さ。

 

と同時に視覚情報組はこんなことを思っているのです。
「ぱっと見た感じ身体衛生良さそうに見えるし、
入っているものも理解が追いつくし、
なんだかちょっと安心かも」。

 

(感覚としては)オールグリーン、ゴーサイン。

 

マリオ○ート64で、ライバルは皆軽量級、自分は最重量級クッ○大王で
臨むバトルコースみたいな心持ちです。
wi○以降は複雑になってちょっと分からない世代です。
さて、いきますか、かかってこい。

 

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毒味班を横目に、複雑な気持ちで黒米くんに
一縷の望みを託していたのは、わたしです。
取材班の皆さんごめんなさい。
はて…呑みこんでみるとして…。
いける、気がしました、わたしは。

辛いもの好き、とか置いておいても。普通においしい、かも。

辛さも適度。
豚肉の脂がほんのりやわらかに
スープにとけ込んで、エマダツィで
じんわり熱い舌を労ってくれているようなやさしさ…。

 

そう思ったのは、筆者だけだった模様。

 

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「(毒味班)やっぱ、だいぶマゾヒストこじらせているんじゃない!?(半ベソ)」
なんてことを。

 

見た目以上に、は優しく無いみたいです。
日本の煮物で言う、おだしが入っていない分
ダイレクトに辛みがスープに溶け出ているような感覚。

喉に、弱火よりマクロな炎が滑り落ちていくような、

滑り落ちるが否や細胞体と言う細胞体にその熱さが染み渡る感覚。

液体だから、一層熱さが自分の中にじんじんと浸透していく流れすら

感じ取れそうと言う様子。

 

文字で説明するのもなんなので、
まずは台所に向かいましょう。
コップに一味唐辛子と塩振りかけて、水はってレンジで3分。
ベースはそんな感じです。
実際は、豚肉の脂が混ざって、もっとぐっと旨味が引き立ちますが
ある意味、カプサイシンを抜け目無く抽出しました!よ!
というのが、こちらパクシャパ。

 

それでも、豚肉の旨味と辛み成分が
手と手を取り合っていい感じに仲良くなっているのが
わかる一品。
加熱しながら、シンプルに食べるってなかなか無いかも。
そんなことを考えさせる煮物は他に無いのでは。
今夜の食卓はピリリとお茶目にいっちゃいましょう。

(ライター/小泉悠莉亜)

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